今日のおつきさま

女性の身体は、約29.5日で生まれ変わります
TOP > 妊娠線予防クリーム・オイル > 【皮膚科医監修】後悔先に立たず。本気の妊娠線ケア!

  • 妊娠2ヶ月
  • 妊娠3ヶ月
  • 妊娠4ヶ月
  • 妊娠5ヶ月
  • 妊娠6ヶ月
  • 妊娠7ヶ月
  • 妊娠8ヶ月
  • 妊娠9ヶ月
  • 妊娠10ヶ月(臨月)
  • ca-sun.net ママはやっぱり太陽!

妊娠線予防クリーム・オイル

【皮膚科医監修】後悔先に立たず。本気の妊娠線ケア!

「妊娠線」。これまで、自分にはなんの関係もないと思っていたのに、妊娠と同時に、じわじわと気になってくるこの言葉。はじめての妊娠であれば、これから自分のお腹がどのように大きくなるのかですら、イメージするのが難しいのに、ましてそこに線が現れる(かもしれない)だなんて。その線は、いつどんな風にできるのか、消えるのか、防ぐことができるのかと、とにかく気になることばかりです。
しかし、恐れてばかりいては、余分なストレスのもと。今回は、妊娠線の原因と対応策について片山先生に伺いました。

妊娠線が厄介なのは「治すことができない」から



一般に妊娠線と呼ばれているものは、お腹やバスト、太もも、ヒップ、二の腕などにできる真皮の断裂跡のこと。専門的には「妊娠線状委縮」という名前があるのだそう。妊娠6~7ヶ月の妊婦さんのうちの半数以上に現れるという報告もあるのだとか。
妊娠線は、人にもよりますが、お腹が大きくなり始める妊娠5~7ヶ月ごろからできることが多く、最初はピンク色、次第に色素沈着を起こし色が濃くなってくることが多いようです。1本の線は幅が数ミリで、長さは数センチ程度。結構、大きいですよね。これが、1本の人もいれば、十数本という人もいます。
さて、こうしてできた妊娠線はどうなるのでしょうか。じつは、出産後、徐々に目立たなくなるものの、断裂した皮膚を、完全に元通りにすることはできません。なぜなら、断裂が起こるのは、皮膚の表面(表皮)ではなく、真皮と呼ばれる肌の奥の部分だから。傷ができてもすぐに治ってしまう肌の表面と違い、真皮に受けた傷やダメージは、残念ながら治りにくいのです。妊娠線ケアに注目が集まるわけは、できてしまったら治らないからなんですね。

妊婦はとくにできやすい



では妊娠線は、いったいどうしてできてしまうのでしょう。よく原因として言われているのは、妊娠中の急激な体重増加。お腹が大きくなったり、ヒップやバストが豊かになるとき、皮膚の表面は一緒に伸びることができますが、その下にある真皮や皮下組織の一部は、急激な伸びについていけません。そしてその部分に、断裂が起こってしまうのです。
さらにもうひとつ。妊娠中は、体内にステロイドホルモン(コルチコステロイド)の分泌が増え、じつはこのホルモンに肌の弾力を失わせる働きがあるのです。肌は普通、ターンオーバーと呼ばれる新陳代謝をして、日々生まれ変わっていますが、このホルモンの影響でターンオーバーの働きが抑制されます。つまり、肌が元気に生まれ変わることができにくくなるのです。すると肌は次第に弾力を失います。弱くなった状態ですから、より断裂は起こりやすいというわけです。つまり、突然太ったときと妊娠中とを比べると、体重増加量やお腹の出具合が一緒だったとしても、妊娠中のほうが妊娠線ができやすいことになります。

ここまで、妊娠線はできやすく治らないなどと、ちょっといやな話ばかりをしてしまったのですが、ケアや予防方法ももちろんあります。いくつかご紹介しましょう。

肌の弾力を保つにはやっぱりクリーム



まず、体重のコントロール。極端に神経質になることは、ストレスなどの原因にもなるので、おすすめできませんが、あまりに急激に増やしすぎてしまうと、当然、真皮の伸びは追いつきにくくなります。また、皮下脂肪が厚い人は、皮下組織が伸びにくいので妊娠線ができやすいとも言われています。体の状態がよいときに、散歩などの適度な運動をして、皮下脂肪のつけすぎを防ぎましょう。運動により血行をよくすることは美肌にもつながります。
そして、肌にはうるおいを与え、ハリのある柔らかい状態にしておくこと。妊娠線専用のケアクリームやオイル、もしくはお気に入りのボディクリームなどで、保湿しながら妊娠線の出やすいお腹、バスト、太もも、ヒップ、二の腕などをやさしくケアしましょう。ちなみに、一般的に妊娠線ができやすいのは、皮下脂肪の厚い人に加えて、小柄でお腹が前に出やすい人や、双胎、多胎妊娠の人、経産婦と言われています。

産後はどうなる?



できてしまった妊娠線は、産後、次第に色が薄くなり、断裂の幅も狭まるので、目立ちにくくなっていきます。ケアとしては、保湿を心掛け肌のハリを保つことで、より目立ちにくくすることができます。また、高周波を使用したレーザー治療で、組織を収縮させて目立ちにくくする治療も最近は試みられています。
とはいえ、妊娠線は完全に治ることはありません。また100%防ぐ方法もありません。あまり神経質になりすぎず、楽しみながらケアするのがよいのではないでしょうか。


【doctor's advice】忘れがちなのは、お腹の下

臨月まで忘れずにケアを。充分に大きくなったお腹は、出産が近付くと、ぐっと下にさがります。このとき、お腹の下になる部分(そけい部の上からおへその下あたり)に、妊娠線が生じる可能性が。
妊娠中は、自分でお腹の下側を見ることができないため、クリームの塗り忘れをしがちな場所ですが、出産後にお腹を見たらなかったはずの妊娠線が! などということも。
公開日:2014年12月18日

Navigator 【監修】片山聖子先生

皮膚科医、美容皮膚科医。友人とともに麻布ビューティクリニックを経営。美容皮膚科ならではの視点で、キッズ& マタニティ製品を開発・販売する「キャリネス」ブランドも手掛ける。2児の母。

←妊娠線予防クリーム・オイル のトップへ

そのほかの記事