TOP > HEALTH/健康と食 > Q&A > 妊娠中は「卵・牛乳・大豆」は避けたほうがいい?/妊婦の食「Q&A」 vol.14

“外食&コンビニ”がちなはたらく妊婦の食Q&A 働く妊婦さんならではの「食事」の不安や疑問にお答えします!

3大アレルゲンである「卵・牛乳・大豆」。
ベビーへの影響を考えると、妊娠中は避けたほうがいい?

3大アレルゲンである「卵・牛乳・大豆」。
ベビーへの影響が心配です。妊娠中はこれらの食品を避けたほうがいいですか?

母親自身に食物アレルギーがなければ、
除去する必要はありません。

母親自身や父親がともにアレルギー性疾患をもっている場合は、ベビーもその体質をもつ確率が高いと考えられ、これまでは妊娠中にこれらの食品の摂取を控えるよう勧められたこともありますが、近年では妊娠中にベビーのアレルギー性疾患発症予防のために食物制限を行うことは十分な根拠がないため通常勧められていません。

「卵・牛乳・大豆」はいずれも栄養価の高い食品ですので、ベビーへの影響を気にして三大アレルゲンを除去するのではなく、食品の種類や調理法を豊かにして、バランスよい食事を心がけることが大切です。
特定の食品ばかりを食べるなど偏った食生活でなければ、過敏になることはありません。ただし、卵などのアレルゲンだけでなく、脂肪などは加工食品に含まれていることも多く、知らずに摂取量が増えている場合もあるため、食品を購入する際には表示を見るようにしましょう。

ふだんから除去食が必要な妊婦さんは、必ず医師と相談のうえ指示に従いましょう。

“卵がけご飯”がNGというのは、本当?

妊娠中は“生卵”を食べないほうがいい、という話を耳にしたことがあるかもしれません。これはアレルギー対策というよりは、サルモネラ属菌による食中毒のリスクを低減させるために言われているようです。

卵がけご飯など、生の卵を食べるときの注意ポイントを紹介します。
●卵は新鮮なものを選び、殻にひびの入っていないことを確認しましょう。
●卵を割って器にうつしたものは、取り置きをせず、すぐにいただきましょう。
●卵を触った手は、そのつど洗いましょう。

生卵だけではなく、生肉や生魚、生野菜など火を通さずに食べる食品には、少なからずサルモネラ属菌などによる汚染の可能性があります。
とはいえ、生卵や刺身での食あたりの確率というのは、そのときの体調に左右されたり、ある意味運のような部分もありますので、絶対に食べないほうがいいとも言い切れません。
気になる人は加熱して食べるのがベターでしょう。
参考文献
食物アレルギーの診療の手引き2008
厚生労働省科学研究費補助金 免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業 アレルギー性疾患の発症・進展・重症化の予防に関する研究 主任研究者海老沢元宏 国立病院機構相模原病院臨床研究センターアレルギー性疾患研究部 
【回答者】
角倉 知子先生
(独)国立健康・栄養研究所 管理栄養士

食いしん坊が高じて管理栄養士の道へ。妊婦健診の栄養指導に携わり、さまざまな妊婦さんに食の大切さを説いていたのが縁でニンプスに出会う。

監修:笠岡(坪山)宜代先生

2009/06/19更新

↑ このページのトップへ
無料保険相談の
ほけんの時間

家族の未来...保険はプロに相談♪全国対応★今なら6,000円プレゼント
赤ちゃん写真は「MyBook」
妊娠中やベビーのとびきりのショットを、写真集にしませんか?