
どうしても甘いものがやめられません!
一日にどの程度なら食べてもいいですか?
糖分の摂りすぎはよくないとわかっていますが、どうしても甘いものがやめられません!
一日にどの程度なら食べてもいいですか?
一度にたくさん食べるのではなく、適量ならOK。
妊娠中は、食べ物の好みが変わったり、食べても食べてもお腹が空いたり、甘いものばかり食べたくなったり…。食に関する欲求をセーブできず、心配や不安に思っている妊婦さんも多いのでは。
人にもよりますが、つわりが治まった頃から、甘いものが食べたくなるのはよくあることです。妊婦さんの中には、病院などから体重管理を指導されている人もいるかもしれませんね。確かに、糖分の摂りすぎは普段から気をつけたいことではありますので、食事の際に糖分を意識してみるのは好ましいことです。
甘いものを摂りすぎるとどうしてもエネルギーオーバーしやすくなります。だからといって、食べたい物を我慢するのはとてもストレスが溜まりますよね。食べてもいい量をはっきり出すのは難しいですが、一日200kcalまでにしたいものです。例えばアイスクリームなら一日半分にしておく、など自分の中でルールを決めてみてはいかがでしょう。
また、プリンを寒天やこんにゃくゼリーに、アイスを凍らせたヨーグルトに、など、エネルギーの低いものにかえるのもひとつの手です。
甘いものを毎日食べる習慣がある人は、週のうち一日の休甘日を作るところからトライして、量と回数、その中身をコントロールできるようになるとよいですね。
果物の“果糖”はたくさん摂っても大丈夫?
ビタミンやミネラルが豊富な果物は、普段の食生活でも欠かせない食材です。妊娠中には一日当たり2~3つ程度(※)の摂取が勧められています。果物の中にも“果糖”という糖分が含まれていますので、過剰摂取には気をつけたいものです。
ミネラルや食物繊維もたっぷりなので、ドライフルーツもおすすめ。通勤バッグに入れて持ち運びしやすい利点もあります。しかし生の果物よりドライのほうが一口あたりのエネルギーは高め(**)です。生とドライ、それぞれの長所を楽しんでください。
※1つ分の目安=みかん1個、りんご半分、柿1個、梨半分、ブドウ半房、桃1個
** 生のバナナMサイズ1本(100g) 86 kcal、ドライバナナ(100g) 299 kcal
図1 菓子類のエネルギー量(kcal)

*武見ゆかり・吉池信男 編
「食事バランスガイド」を活用した栄養教育・食育実践マニュアル 第一出版
【回答者】
角倉 知子先生
(独)国立健康・栄養研究所 管理栄養士、健康運動指導士
食いしん坊が高じて管理栄養士の道へ。妊婦健診の栄養指導に携わり、さまざまな妊婦さんに食の大切さを説いていたのが縁でニンプスに出会う。
監修:笠岡(坪山)宜代先生
2009/07/10更新