
すべての妊婦さんに、「お産はおもしろい」を。
新しい命を宿し、産み出す、超自然界がつかさどるできごと=お産
妊娠は、育児の始まりです。奇跡的に出会った卵子と精子が、新たな命へと成長していきます。そしてお産は、お腹の中で育った唯一無二の存在を、初めて抱ける瞬間であり、同時に母親としての自分が生まれる瞬間でもあります。すべての生物が、ずっと続けてきている“命をつなぐ”という営み。人間ももちろん、この自然界のサイクルに順じています。
その中にいながら、出産についてマイナスのイメージばかりを抱いてしまうのは、もったいない気がしませんか?
これから出産を迎える人にとって、不安がつきまとう要因のひとつに、“出産にまつわる情報には、「痛い」、「辛い」などの表現が多い”、ということがあるのではないかと考えます。
情報が氾濫する昨今において、自分の欲しい情報の中でも正しいものを見分けることは、なかなか難しいことですね。けれど、“知ろう”という気持ちは大切にしてほしいもの。自分の体の声にも耳を傾け、“知りたい気持ちと意欲”を持っていれば、きっと“知りたかった必要な情報”に出会えるはずです。
情報が多すぎて迷子になったら
それでも情報が多すぎて迷ってしまったときには、次のような視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■100年前と比較してみる
例えば、会陰切開の「ギザギザに裂けるよりは、ハサミで切っておいたほうがいい」という説と、「切らない方がラク」という説で迷ったとき。医療が今ほど発達していなかった100年前のお母さんたちは、どのようにしたのかな?と考えてみるのもひとつの方法です。
■科学的根拠を探す
医療的なことで複数の意見があった場合は、インターネットなどを使って科学的な根拠を調べてみては。裏づけを知れば、いっそう深い理解に繋がります。