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職人さんが手作り、ドクターベッタ哺乳瓶

ふしぎな形と鮮やかな色が印象的な、ドクターベッタ哺乳びん

その1本1本に込められた愛と、誕生秘話をご紹介します!

 

ふしぎな形は、ドクターが考案

ドクターベッタ哺乳びんは、1993年にアメリカのドクターが考案。独特の形は赤ちゃんが体を起こした自然な姿勢で飲みやすく、ミルクが赤ちゃんの耳管や気管に流れ込むのを防いでくれます。また、従来の形の哺乳びんに比べ空気を飲みにいので、お腹の苦しさや吐き戻しも減らすことができるのです。

 

日本に紹介したのは、ひとりのママ

日本でドクターベッタの製造・販売を手がける株式会社ズームティーの代表取締役、河合とも子さんは「中耳炎になりにくい哺乳びんがある」と聞いてすぐにアメリカに渡ったそう。なぜなら、お子さんが生後2週間で中耳炎になったつらい経験があるから。「まだ言葉も話せない赤ちゃんが痛がって泣くのは本当にかわいそうで、私も一緒に泣いてしまいました。(河合さん)」
1994年の年末にドクターベッタの存在を知って、1995年の2月には輸入販売をスタート。無我夢中だったと河合さんは笑います。

 

ところが1997年、世界的に哺乳びんに使われていたプラスチック素材ポリカーボネートに環境ホルモンが含まれていることが分かり、ドクターベッタ哺乳びんは検査基準をクリアしていたものの、安全を重視して販売を中止することに。
けれど、その後も問い合わせや愛用の声が続き、河合さんは当時、より安全で衛生的とママから支持されていたガラス製のドクターベッタ哺乳びんを、日本で作ることを目指します。

 

世界が頼る下町工場で実現した、日本製ドクターベッタ

ドクターベッタの複雑な形と耐熱性を実現できたのは、東京の奥谷硝子製作所。国内外の一流ブランドの香水瓶なども手がける、下町の手作りガラスの工場です。
ガラス製のドクターベッタ哺乳びんはここで、熟練の職人さん3人が連携して手作業でガラスを巻きとり、型に流し入れて、そこに空気を入れて・・・と1本1本手作りされています。一日に作れるのは多くても500本が限度。
それを「赤ちゃんが使うものだから何よりも安全第一に」と木槌で叩いて強度をチェック、職人さんならではの厳しい基準で、3~4割も破棄してしまうのだそうです。

 

河合さんは、奥谷さんがいなければドクターベッタもない、とそのクオリティに全幅の信頼を寄せながらも、工芸品のように大切に作られたものでも哺乳びんは哺乳びん。飾っておくのではなく毎日使ってほしいといいます。大手メーカーの哺乳びんと並べても手に取りやすいようギリギリの価格に抑えているのも、若いママやパパにも気軽に使ってほしいから。

 

使うたびに心が明るくなる色

ドクターベッタならではのカラフルな色も、実は日本製のオリジナル。使うたびにママの心がちょっと明るくなるようにとの願いが込められています。
「私もそうでしたが、母乳が出にくくミルクで子育てしているママは、自分を責めてしまいがちです。でも、哺乳びんでも赤ちゃんをしっかり抱っこして、目をみて授乳してあげれば大丈夫。」と河合さん。
産後しばらくは特に授乳が頻繁で大変な時期。ママは自分の時間はなかなか取れません。母乳で子育てしているママも、時々は冷凍しておいた母乳を哺乳びんに入れてパパや家族に赤ちゃんを預け、リフレッシュしてほしいと河合さんは語ります。

 

ドクターベッタ哺乳びんの役目は赤ちゃんの病気の“予防”。だからその良さは伝わりにくのが宿命です。でも、河合さんの元には医療の研究チームや医師から「低出生体重児でもドクターベッタならミルクをスムーズに飲める」、「中耳炎を患った赤ちゃんにドクターベッタをすすめている」などの報告が届いているそう。

 

赤ちゃんとママへの愛が込められたドクターベッタ哺乳瓶。子育てが終わっても、ずっととっておきたい1本になるのではないでしょうか。

 

【ドクターベッタ哺乳びん】
http://www.betta.co.jp/

  • サイズ 70ml~240ml
  • 素材 ガラス (軽くて丈夫なプラスチック製もあります)
  • 2,100円~3,570円 税込
 

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