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妊娠・出産基礎知識

つわり乗り切りプチアイデア集

はたらく妊婦さんの強敵「つわり」

妊娠初期に、妊婦さんを悩ませる「つわり」。母体にも胎児にも大切な時期だからこそ、上手に乗り切りたいものです。やはりなんといっても一番の方法は、「辛い時には無理せず休む」ことですが、はたらく女性は、たびたび休暇をとるのも難しいもの…。とくにまだ職場に妊娠を告げていない時期は、休暇を言い出しにくいかもしれません。

※実際に吐いてしまう、体重が減っている、水も飲めない、など症状が重い時には、すぐに病院で相談をしましょう。

ところで、一言でつわりといっても、その種類や症状はさまざま。お腹がすくとムカムカするいわゆる「食べつわり」や、頭痛、頭重、匂いが鼻についたり、倦怠感やイライラすることもあります。たいていは、13~16週くらい(4か月の終わり前後まで)にはおさまるといわれていますが、重さの程度や期間も人によって千差万別です。
できるだけ休むことをおすすめしますが、いくつか自分なりの「乗り切りアイデア」を持っておくと、気持ちの上でラクになれるかもしれません。

 

「食べつわり」には、ちょこっとひとくちアイテム

空腹で気分が悪くなる「食べつわり」には、ビスケットやすっきり味のグミが良いでしょう。残業中や空き時間にデスクでもちょこっといただけるサイズがおすすめです。
デスクで物を食べる習慣のないオフィスでは、事前に周りに一声かけておいたほうが良いかもしれません。

 

会議やデスクワーク中の睡魔には

妊娠初期に、眠くなるのはよくある症状のひとつ。事情が許すなら、無理をせずにお休みしてしまうのが一番です。難しい時には、午後からの時間差出勤や帰宅後の家事をお休みして早く寝るなどの対策を。
おしゃぶり昆布やハードグミなどを噛んで脳を刺激するのもひとつの手です。

 

肩コリやだるさ、胃のむかつきに秘策!

つわりによる肩コリや倦怠感、胃のむかつきに案外、効果的なのは、体を締め付けない服装をすること。お腹がふっくらしてくる前であっても、ストッキングや下着などをワンサイズ上の物やマタニティ用に変えるだけでラクになることがあります。オフィスでは、チュニックやワンピースを上手に活用すれば、お腹の締め付け軽減に。

 

通勤中は、アロマミニタオル

通勤電車は、はたらく妊婦さんの悩みのタネ。ラッシュ時間を避けて通勤するのが一番ですが、それでも電車の揺れや匂いは気になります。そんな時には、アロマを1滴たらしたミニタオルをそっと口元に。すっと気分が晴れてきます。マスクにアロマを垂らしておくのも良い方法です。

 

【おすすめ精油】

  • スイートオレンジ
  • レモン
  • ジンジャー
  • ペパーミント
  • ネロリ

※妊娠中には、使わない方が良い精油があります。アロマを選ぶ際は専門家に相談するようにしましょう。

 

外出時のランチが悩みのタネ

外回りのお仕事の妊婦さんは、ランチのお店を選ぶのも一苦労。バランスやカロリーの心配もありますが、つわりが明けたら体重や栄養管理をすると割り切って、今は食べられるものを中心に考えましょう。
中には外食時に、オムライスやフライドポテトばかりが食べたくなったという人も。量を控えめにしてカロリーや油分・塩分の摂り過ぎを防ぎましょう。

 

[ちょっと番外編]ハミガキが辛い!を乗り切る

接客や営業職のかたの中には、ランチの後のハミガキを習慣にしているかたも多いかもしれません。ところが、つわりのせいでハミガキが辛いという声も。
そんな時にはペットボトルのお茶で口をすすぐのがおすすめです。また、お漬物や梨・リンゴなどのくだものも歯をキレイにする効果が期待できます。

 

人によって長さや症状はまちまちですが、つわりには必ず終わりが来ます。上手にお休みを取りながら気分転換を。いつの間にか「あれ?今日は少し気分がいいみたい」という日が!

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