妊娠初期症状

【妊娠初期症状】よだれ・げっぷ・味覚の変化

食べたいものが偏ることも

代表的な妊娠初期症状といえば、吐気や嘔吐。その他にも、この時期は常に口の中が不味かったり、妊娠前とは味覚が変化しているように感じる人もいます。げっぷ(おくび)が頻繁に出る、唾液(よだれ)の量が増える、という人も。

口内の不快感、味覚の変化、げっぷや唾液の過多などの症状について、はっきりとした原因は解明されていません。つわりの症状が落ち着くと共に治まることが多いようです。

普通、唾液は起きている間は、ものを食べていない時間でも口の中に少しずつ分泌され、気づかないうちに飲み込んでいます。つわりの時期には、唾液を飲み込みにくくなってしまう場合があり、そのため口からあふれるようになります。一日中唾液を拭き取ったり、口から吐き出していないとダメになり、タオルやティッシュペーパーが手放せないという状態になります。「よだれつわり」と呼ぶ人もいます。

まれではありますが、お産近くまで長く続いてしまう場合もあります。

 

口の不快感は改善する?

口の中がスッキリしなくて不快感がある場合は、ミント系のガムやキャンディを口にすることで、少し落ち着くかもしれません。炭酸水や、レモンを少し絞った水など、飲みやすい飲料で口内を湿らせておくのも効果的ではないでしょうか。

唾液が飲み込めない場合、タオルやティッシュペーパーで拭き取れる環境であればそのようにしたいところですが、オフィスなど人目がある場所では、なかなか難しいですね。ガーゼを当てたマスクをするなどで対処をしてみてはいかがでしょう。キャンディや氷を口に含むのも効果的なようです。

症状が重く水分も飲めないような場合は、脱水症状が心配されます。つわりの辛さは本人にしかわかりません。「こんなことで…」と遠慮せず、かかりつけの医師に相談しましょう。

 

【監修】村上麻里先生


新潟大学卒業。新潟大学医学部付属病院、市立甲府病院、刈羽郡総合病院、県立がんセンター新潟病院など関連病院勤務を経て、結婚後は東京都内の産婦人科病院で勤務。妊婦が主体となるお産と、お母さんが楽になれる母乳育児を支援。
産婦人科専門医。母乳110番顧問。三姉妹の母。
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