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妊娠中にしっておこう 乳幼児突然死症候群「SIDS」とは

妊婦さんの中には「SIDS」という言葉を聞いたことがない方もいるかもしれません。「SIDS」とは乳幼児突然死症候群のことをさします。まだわかっていないことも多い、赤ちゃんの病気のひとつです。

どんな病気?



元気だった赤ちゃんが、事故や窒息など原因がはっきりしたものではなく、眠っている間などに突然亡くなってしまう病気です。窒息や苦しそうな様子をしているなど、他に原因がある場合は、SIDSとはいいません。SIDSはまだよく解明されていない病気ですが、以下のようなことがわかってきています。

・生後2~4ヶ月が発症のピークで、生後6ヶ月をすぎると減少する
・およそ4,000人に1人程度の割合で起こる(ただし、減少してきています)
・8割が家庭で、次いで保育園などで起こる

また、女児と男児を比べると男児が若干多く、冬場、そして明け方が多いといわれています。


SIDSの予防法



これまでの研究で、以下のようなことがSIDSの予防につながると考えられています。

■たばこをやめる
妊娠中および、赤ちゃんのまわりでたばこを吸わない。周囲にも吸わせないことが重要です。

■赤ちゃんは仰向けにする
うつぶせや横向きと、仰向けで寝かせた場合のSIDSの発生率を比べると、うつぶせ・横向きのほうが発生率が高いことがわかっています。窒息などの予防のためにも、赤ちゃんは仰向けで寝かせましょう。

■なるべく母乳で育てる
粉ミルク(人工乳)がSIDSの原因になるということではありません。比較した時に、母乳で育てた赤ちゃんのほうが、SIDSの発生率が少ないことが分かっています。


ほかにも、妊娠中(とくに初期)のアルコール飲用を避ける、赤ちゃんにたくさん洋服を着せすぎたり暖め過ぎないことも、予防のひとつになります。

そしてなにより、赤ちゃんをよく観察し、いつも赤ちゃんのことを気にかけていてあげましょう。一時も目を離さないことは難しいですが、赤ちゃんをできるだけ一人にせず、たくさん抱っこしてあげることは、赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションの意味でも大切なことです。


考えたくもないことですが、SIDSが起こってしまった場合について、少しだけお話します。もしも周囲でSIDSによって赤ちゃんを亡くしてしまったかたがいらしたら、そのかたへの接し方にもつながります。

SIDSが起こってしまったら



前のページでも触れたように、SIDSは年々減少してはいるものの、赤ちゃんのおよそ4,000人に1人の割合で起っています。残された家族とくに母親は、自分のせいではないかと、後悔や罪悪感を持つことが多いようです。

たしかに、喫煙やうつぶせ寝を避けて、母乳で育てることは予防策ではありますが、だからといって、うつ伏せ寝にしていたり、母親がたばこを吸っていたり、人工乳で育てたとしても、ほとんどの赤ちゃんはSIDSになりません。逆に、3つのことすべてに気をつけていても、SIDSになってしまうこともあります。

SIDSの原因については、わからないことも多いのが現状です。決してママのせいではありません。

周囲でSIDSが起こった場合、決してママを責めるようなことがないよう、そしてママが自分を責めてしまわないよう、家族や親しい人が気遣ってあげることが大切です。

2011/12/16更新

【お話を伺ったのは… 竹内正人 先生】
地域、国、そして医療の枠を越えて、さまざまな取り組みを展開する行動派産科医。妊娠、出産などに関する著書多数。妊婦さんから絶大な支持を得ている。著書『マイマタニティダイアリー 』は、大人気メルマガ「そのママ」、待望の書籍化!毎日のおなかの赤ちゃんの成長がわかる一冊。

公開日:2014年06月11日

Navigator 高沖清乃

Ca-sun編集長。2男児の母。3年間で国内25ヶ所・5ヶ国の子連れ旅行を経験。webメディアで子連れ旅行連載多数。

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