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あのひとの出産物語

藤原亜季さん“出産は「生む」のではなく、ベビーが生まれてくること”

マタニティ&ママのための鍼灸マッサージ院「天使のたまご」代表の藤原亜季さんの出産エピソードです。ご自身の妊娠・出産をきっかけにマタニティ専門院を立ち上げた藤原さん。どんなご出産体験があったのでしょうか。

【今回お話を伺ったのは…】

藤原亜季

 さん
2005年11月 第1子出産
Profile:
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師。英国IFA認定アロマセラピスト。1978年京都生まれ。大学卒業後、世界数ヶ国を見聞。各国で、マッサージやアロマセラピー、鍼灸などに出会い、特に中国での「漢方」の考えに深い感銘を受け、鍼灸マッサージ師を志して東京医療専門学校へ入学。在学中に妊娠、出産。産婦人科内でのマタニティケアを経て、妊娠中の女性の健康と美容をサポートするため、2006年銀座に「マタニティ&ママのための鍼灸マッサージ院 天使のたまご」を開院。2012年には「天使のたまご 自由が丘院」も開設。


Q:予定していた出産方法は?


A:

和室でのフリースタイル分娩を希望していました。膝をついた状態で、夫にしがみついて生みたかったからです。できる限り自然な形のお産がしたかったことと、夫婦2人で一緒に娘を迎えたかったからです。


Q:出産に備えて学んだことは?


A:

安産のためのお灸について学びました。


Q:産院や担当医師・助産師さんの雰囲気はいかがでしたか?


A:

お薬を飲むほどではないちょっとしたむくみや体重増加など、聞いてみたいなと思うことについて、もっと聞きやすい雰囲気だったらよかったなと思います。診察の時間が短いので、どうしても「聞けば良かった!」ということが多かったです。
一度、体重増加で助産師さんに厳しい言葉で注意を受けましたが、あれはとてもショックでした。妊娠中の繊細なときだからこそ、モノの言い方は大切ですよね。
お産のときは、お灸やアロマセラピー、鍼などについても、先生は「お好きにしていいですよ」と言ってくださり、自分の納得のいくお産ができたことに感謝しています。

予定日から5日が経過し、焦りがピークに達していたという藤原さん。出産当日はどのように迎えたのでしょうか。




Q:ご出産のエピソードを教えてください


A:

出産したのは予定日から5日後たったので、「まだ?」と聞かれることにプレッシャーを感じ、出産当日は焦りがピークになっていた頃でした。夜に陣痛がつくも、微弱陣痛。翌日の午前中に入院し、様子をみながら少しずつ促進剤を投与し、夕方には出産という流れでした。


Q:出産を経験して、出産に対して考え方は変わりましたか?


A:

予定日より5日遅れての出産。予定日から1日遅れるごとに、外野からのプレッシャーで焦りと不安でいっぱいになりました。今思えば、予定はあくまでも予定ですし、母子ともに健康であれば、少し遅れたからってどうってことはないのに、それを教えてくれる人がいなかったので、「もっとこうしていたらよかったのかな」などと、とても不安になったことを覚えています。
ただ、出産に関しては、「ママが生む」のではなく、「赤ちゃんが生まれてくるもの」だと思います。だから、ママの予定はママの予定。あんなに焦らずに赤ちゃんにもう少し委ねてあげればよかったという心残りもほんの少しだけあります。実際に、娘には、「まだ寝ていたかったのに、早くでてきなさい、って言われたんだもん」と言われました…。
それでも、赤ちゃんと(夫と)一緒にがんばった(赤ちゃんを応援していました)という達成感と、会える喜びが大きく、(妊婦と育児をのぞく!)お産だけだったら何回でもやってみたいなと思いました。

それと、妊娠中にまわりから聞いてもどうしても想像がつかなかった「鼻からスイカ」の意味がわかりました(笑)。


Q:次回はどんな方法で出産したいですか?


A:

次はもっと余裕をもって、自然に陣痛がつくまでゆったりと待っててあげたいなと思います。できれば自宅出産をしてみたいと思います。


Q:立ち会い出産でしたか?


A:

立ち会い出産でした。夫や母、妹、友人たちが立ち会ってくれました。
娘を応援し、お産をみんなで一緒に迎えるという一体感がありました。
いざというときは、男性よりも女性が強いのだと思いました(笑)夫は私が陣痛に苦しむ姿に耐えられなくなり、「がんばれ!」ではなく、オロオロしながら私を見て、「かわいそうなことをしてしまった…」と意味不明のことを言って、みんなに叱咤激励されていました(苦笑)一生忘れないと思います。
出産経験のない女性の友人は、お産のシュミレーションができたと言っていましたし、実際に自分のお産のときに、焦らずにすんだと言っていました。妹は一緒にお産を体験したために、自分のこどものように感じると言ってとても可愛がってくれます。


マタニティ専門鍼灸院のセラピストとしての藤原さんからのメッセージ



出産の記憶は、よくも悪くも一生残るものだと思います。自分の納得のいくお産を迎えられるように、妊娠中は健やかに過ごしましょう。むくみや腰痛など、妊娠期特有のマイナートラブルも正しくケアすれば解消できることが多くあります。ベストコンディションでお産を迎えることは、安産はもちろん、産後の育児へも影響があります。産後は体力勝負ですから、スタート時点をどの状態で迎えるかがとても重要なのです。体がしんどくなれば、心にも余裕がなくなります。泣いている赤ちゃんを見て、「泣いている顔も可愛いわ」と思えるときと、「私が泣きたいわ」となるときがあるのは、ママのコンディション次第ですから。
 
また、育児は受胎したときから始まっているとも言われます。娘もお腹の中にいたことを話していましたから、産まれてからが育児ではなく、やはり妊娠中のケアも重要だと感じています。たくさんの妊婦さんとママたちが、笑顔で過ごすためのお手伝いをしたい。そんな思いで現在も鍼灸師として施術を行っています。(藤原亜季さん)


-----------藤原亜季さんの出産DATA-----------

出産DATA
産院・・・育良クリニック
担当医・・・浦野清美医師
出産費用・・・約70万円

公開日:2014年03月24日

Navigator 小林博子

ニンプス編集長。2児の母。インスタグラムアカウントはhttps://www.instagram.com/roko35/

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