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パパの育休、収入&出世に響く!?

 

一家の大黒柱である彼が育休をとったら・・・。心配される収入面と仕事への影響、いやずばり出世について、先輩育休パパの体験談を聞いてみました。

 

ドロロンさんのケース


公務員 
育休取得時期:生後すぐから8週間

【ネックその1:出世編】
育休中に他県に引っ越したため、勤務地が変わり、職位が1段下がりました。上司が自分より入社歴が浅かったり、年下だったりで環境が難しくなりました。

【ネックその2:収入編】
高齢出産の妻の体調を考慮し、育休取得を決めました。収入の面では、取得後2回に分けて組合から手当てが出ましたが、もとの貯えが少なかったのでかなり苦しい家計でした。年収は2/3になりました。元のペースに戻るまで3年かかりました。

 

つけ麺・ラーメン・僕、イクメンさん のケース


運転手(育休取得時) 
育休取得時期:生後すぐから8週間

【ネックその1:出世編】
取締役に「取得したら、評価が下がるよ(昇進に影響があるよ)」と言われました。法律で不利益扱いはしてはいけないようになっているが、実際問題、育休以外の理由を見つけ、不利益扱いされるのでは という不安がありました。でも実際には、自分が不安に思っている以上に会社は温かくみててくれているな と思います。

【ネックその2:収入編】
当時は、3割+復帰給付金が1割という割合でした。 収入が少ないので踏み込めない人もいるかもしれませんが、 社会保険料・厚生年金(共済年金)が免除になるので 手取り自体は減りますが、多少の余裕があれば十分、暮らせていけます。

 

T.F.さん のケース


理学療法士 
育休取得時期:2ヶ月~1歳まで

【ネックその1:出世編】
あまり変わりませんでした。 むしろ会社で子供の扱い方や育児についての話に入れるようになってよかったです。

【ネックその2:収入編】
収入減は節約でしのいでいます。また、もともと妻の方が収入が高い事や乳児がいるので旅行や外食も行くことが出来なくなったので、出費が減ったので大丈夫でした。
 

中村仁也さん のケース


民間研究所勤務(育休取得時) 
育休取得時期:5ヶ月~9ヶ月まで

【ネックその1:出世編】
立場はあまり変わりませんでしたが、同期からはおくれたような気がします。育休中の給与・賞与なし、昇格なしに加え、その期間の査定がゼロだった結果、休業期間5ヶ月に対しおくれは2~3年分あったと考えています。同僚や上司の理解やサポートは本当にうれしかったですが、間接部門や経営層に対しては不信感が残りました。そのことは、その後の転職の一つの理由にもなっています。

【ネックその2:収入編】
妻がフルタイムの総合職ですので、収入の面での心配はありませんでした。自分の貯金が少し減った程度です。

 

Nekoパパさん のケース


製造業 
育休取得時期:5ヶ月~11ヶ月

【ネックその1:出世編】
女性も含めて育休取得の前例がなく、過去には取得を希望して退職した者もいたとの事で、最悪辞職覚悟での申請でした。
実際は、妻が長期入院を要するという状況を加味したうえで、二男が1歳までの育休扱いを快く承諾されました。
復帰後、会社での立場や待遇に変化はありません。

【ネックその2:収入編】
育児休暇中に貰える基本給の数割がというのが全収入でした。
貯蓄はあまりありませんでしたが意外に半年くらいなら何とかなります。 それ以上の人生においての経験はできると思います。

 

るーとさん のケース


医療関係 
育休取得時期:産後すぐ~1ヶ月まで

【ネックその1:出世編】
半年間という長期の休みをいただくので、職場の同僚たちに負担がかかってしまうことに悩みました。また、半年間のブランクが、仕事の技術面や昇進などにどのように響いてくるのか、不安でした。
実際は立場や待遇、仕事の役割などは復帰後もほとんど変わりありませんでした。

【ネックその2:収入編】
共働きで、お互いの給料もほぼ同等でしたので、どちらかの給料が、育児休暇手当て分となりました。生活自体はもともとそれほどお金を使う生活をしていなかったので、こまったという印象はありませんでした。子供の服などは、周囲の人からもらったお下がりを積極的に活用させていただきましたし。

赤ちゃんのようす

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