妊娠中や小さなお子さんがいるご家庭で心配なのは、やはり家庭内へのウイルスの持ち込みではないでしょうか。
妊婦さんやお子さんが、こまめに手洗いをしたり、外出や人と会うことを控えていても、外で仕事や買い物をするパパママが家庭内にウイルスを持ち込んでしまうことも。
そこで今回は、家庭内にウイルスを持ち込まないためのポイントをおさらいします。
日本小児科学会の調査*によると、国内における小児の新型コロナウイルス感染症は、約8割が家庭内における大人からの感染であることがわかっています。
小さなお子さんや妊婦さんが、新型コロナウイルスなどの感染症にかからないためには、自らの対策はもちろん、家庭内にウイルスを持ち込まないことがとても重要です。
アルコールによる手指消毒が当たり前になってきましたが、正しい手指消毒ができている人はじつは少ないのかも!?
家庭内にウイルスを持ち込まないための手指消毒のポイント3つをおさらいしましょう。
ポイント1:消毒は「いつ」する? ポイント2:消毒の「成分」確認している? ポイント3:「手荒れ」にも注意みなさんのお家では、アルコール手指消毒剤はどこに置いていますか?
洗面所・キッチン・リビング…
などでしょうか。
家庭内へのウイルスの持ち込みを避けるためにおすめしたい消毒剤の置き場所は、なんといっても「玄関」です。
帰宅後、手でどこかに触れてしまう前にまずは玄関で手指消毒。これが基本です。
手を洗った後の消毒も大切ですが、洗面所に行くまでにスイッチやドアノブに触れることでウイルスが付着し、そこを家族の誰かがさわってしまうリスクがあるのです。
だからこそ玄関でワンプッシュ、しっかり手指を消毒をすることで、家庭内へウイルスを持ち込み、広げてしまう可能性を減らすことができます。
手指消毒をする際は、アルコール消毒剤をしっかりワンプッシュ。
少し多めに感じるかもしれませんが、たっぷりの量で手の平だけでなく、手の甲や指先、指の間など全体にまんべんなく15秒ほどかけてすりこむことが大切です。
また、濡れた手に消毒しても効果が激減。手が渇いた状態で消毒をしましょう。
以前に比べるとアルコール消毒剤はかなり手に入りやすくなりました。しかし店頭にある商品の中には成分や効果に違いがあることをご存じですか?
購入の際に見分ける方法があります。
まず、最も大切なのはアルコールの濃度です。厚生労働省の「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」のサイトによると、“手指の消毒は濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて、よくすりこむ”とされています。
しかし市販のアルコール手指消毒剤の中には、濃度が70%に満たないどころか半分程度のものも。さらに、濃度が明記されていない商品もありますが、見分けるためには、パッケージの裏側を見てみましょう。「火気厳禁」の記載があれば、60%以上のアルコールを含んでいるので一つの目安になります。
また「火気厳禁」の記載がなくても、「指定医薬部外品」と記載されていれば、これもOK。「指定医薬部外品」の記載がある商品は、様々な試験を経て厚生労働省の認可を得ているので安心です。
「ハンドラボ」には、スプレータイプとジェルタイプがありますが、効果はどちらも同じです。好みや利用シーンで使い分けましょう。水回りではスプレータイプが便利ですが、リビングなどでは、飛び散りにくいジェルタイプがおすすめです。
インテリアとの兼ね合いで別容器にアルコール手指消毒剤を詰め替えて利用するかたもいるかもしれませんが、じつはこれもNG。メーカーは、その薬液にあった容器をきちんと試験して選定しているので、元々の容器のまま使用しましょう。
その点、ハンドラボはラベルをはがすとシンプルなボトルに変身するので、そのままの容器でもインテリアになじみますよ。
ポイントの3つ目は、手荒れについて。
手洗いや手指消毒の回数が増えると、乾燥により手が荒れてしまうことがあります。肌荒れしてしまうと傷口に雑菌が繁殖したり、またアルコールがしみることで、手洗いや手指消毒がしにくくなり、清潔さを保てないという悪循環に。
だからこそ、正しい手指消毒や感染予防のためにも、手指消毒剤は手荒れしにくいものを選ぶことが重要です。
ハンドラボは、医療や福祉、食品衛生など頻繁に手指消毒をするプロの現場で選ばれてきたサラヤが、そのノウハウを生かして作った商品なので、長く使い続けても手荒れしにくいよう研究が重ねられています。