粉ミルク

育児用粉ミルクの選び方&国内メーカー7商品の比較

■はじめに:

 母乳でもミルクでもママの愛情は一緒!

 

「出産したら母乳で赤ちゃんを育てたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。しかし、出産はもちろん、産後も思い通りにいかないことがたくさん! 「母乳がスムーズに出ずに悩んだ」という経験をしたママは多いものです。

 

平成27年度の厚生労働省の調査(※1)によると、生後1ヶ月の時点で母乳が51.3%、混合が45.2%、完全ミルク(人工栄養)が3.6%となっており、約半数の人がミルクを利用していることがわかります。

 

たしかに赤ちゃんにとって母乳は大切な栄養。でも、それがプレッシャーやストレスとなってママの笑顔が消えてしまっては本末転倒です。産婦人科医の宋美玄先生も、

 

「母乳には免疫が含まれていて赤ちゃんが丈夫になる、イコールミルクで育てると弱い子になる、わけではないですし、ミルクだと親子の愛情が育まれないなんてことも、決してありません」(「ママのための産後すぐから2ヶ月間の本」ninps編集部発行 P2より)

 

とおっしゃっています。ミルクでは愛情が育めないのなら、母乳の出ないパパはどうしたらよいのでしょう。それに各社とも母乳より近づけるため、長年に渡り研究を続けています。大事なのは、赤ちゃんもママも元気でいること。“もしものときにはミルクがある”という安心感のためにも、事前にできる準備をしておきましょう。

 

■ミルクの種類は?

 

赤ちゃん用のミルクといっても、その種類はさまざま。大きくは、

 

・生後すぐからの「育児用ミルク」
・離乳食では不足しがちな栄養を補う「フォローアップミルク」(9ヶ月頃から)
・先天性の疾患やアレルギーのある赤ちゃんのための「特殊ミルク」

 

この3種類に分けられます。

 

今回ご紹介するのはこのうち、新生児から飲める育児用ミルクです。 この育児用ミルクのなかにも「粉(キューブ型含む)」と「液体」タイプがありますが、2018年8月の現時点において日本国内で手に入るのは、粉ミルクのみとなっています。

 

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しかし、うれしいニュースが。2018年8月に厚生労働省が液体ミルクの国内での製造・販売ができるよう改正省令を施工しました。品質検査などがあるため、早くて2019年以降に販売される見通しです。熱湯で溶かす手間もなく長期保存ができ、災害用の備蓄にも適していることから、その利便性に期待が高まっています。

 

■粉ミルクの選び方

 

主要な国内メーカーから発売されている育児用粉ミルク(以後、粉ミルク)は7種類(2018年8月時点)。どれも国が法律で定めた「乳児用調製粉乳たる表示の許可基準」を満たした商品です。ということは、基本的にどれを選んでも赤ちゃんに必要な成分と分量はクリアしているということ。成分の違いは、この基本以外にプラスされたもので、より母乳に近づけるための努力が重ねられています。

 

となると、選ぶのが難しそうに見えますが、どこに着目して作られたかで各商品の特徴が異なります。

 

たとえば、赤ちゃんの免疫力にこだわっていたり、味や香りを母乳に近づけていたり、なるべく価格を抑えていたり…。それを自分の利用シーンや考え方と照らし合わせて、一番マッチするものを選ぶのがオススメです。

 

飲む頻度が高いなら価格で選んでもよいし、とにかく手間を減らしたいならパッケージや形状で選んでもよいかもしれません。もちろん気になる成分で決めてもいいし、混合なら母乳と味を比べてみるのもありです。それでも迷ってしまったら、キャンペーンのプレゼントやそのメーカーに共感できるかというのも判断のポイントになるかもしれません。

 

まずは赤ちゃんが飲んだ様子を見て決めたいという場合は、はじめから大缶を購入するのではなく、小缶や個包装で少量入ったものから試してみるとムダがありませんよ。

 

【選ぶポイント】

  • 成分
  • 価格
  • 味、色、香り
  • キャンペーンやプレゼント
  • メーカーの理念やポリシーなど
  • 購入のしやすさ
  • 調乳のしやすさ(形状、パッケージなど)

 

今回、ニンプス編集部では各社に直接お話を伺いました。商品が選びやすいように一番の特徴を下記に並べました。

 

【特徴からミルクを選ぶ】 

  • 消化負担を抑えたい&便利さにこだわるママは… →E赤ちゃん
  • 免疫機能で赤ちゃんをしっかり守りたいママは… →すこやかM1
  • バランスのよい成分&コスパにこだわるママは… →はいはい
  • 脳・免疫・腸内環境にアプローチ&便利さにこだわるママは… →はぐくみ
  • 母乳に近い味・色・香り&塩分量にこだわるママは… →バランスミルク
  • なるべく価格を抑えたい&基本成分を網羅したいママは… →ぴゅあ
  • 脳に大切な成分たっぷり&とにかくラクしたいママは… →ほほえみ

 

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より詳しく知りたい方は、以下より各商品ページをご覧ください。

 

■おもな特徴と単価

※大缶の10ml当たりの単価(税込)の安い順に表示しています。
※商品名(メーカー)/単価(10ml当たり・税込)で表記しています。

 

1、ぴゅあ(雪印メグミルク)/3.94円 

なるべく価格を抑えたい&基本成分を網羅したいママに

・主要7商品のなかで一番安くて続けやすい
・母乳に近づけたカロリー&すっきり味
・赤ちゃんを守るラクトアドへリンを高配合

 

2、はいはい(アサヒグループ食品 和光堂)/4.11円

バランスのよい成分&コスパにこだわるママに

・ラクトフェリン、DHA+アラキドン酸を母乳に近づけて配合
・赤ちゃんの負担を軽減したたんぱく質
・家計にうれしい価格&赤ちゃんが飲みやすい工夫

 

3、すこやかM1(雪印ビーンスターク)/4.56円

免疫機能で赤ちゃんをしっかり守りたいママに

・免疫機能にこだわった母乳研究
・消化や免疫に! 唯一のシアル酸、ガングリオシド、リボ核酸配合
・オリゴ糖の配合量No.1

 

4、バランスミルク(アイクレオ)/4.38円

母乳に近い味・色・香り&塩分量にこだわるママに

・母乳に近い味・色・香りで赤ちゃんが安心して飲める!
・母乳と同様のナトリウム量で引き締まったカラダへ
・ヌクレオチド量No.1、ガラクトオリゴ糖配合

 

5、はぐくみ(森永乳業)/4.51円

脳・免疫・腸内環境にアプローチ&便利さにこだわるママに

・DHA&アラキドン酸の比率が母乳と同じ!
・赤ちゃんを守る!ラクトフェリン配合&3種のオリゴ糖配合
・日本初のエコらくパックでストレス軽減!

 

6、ほほえみ(明治)/4.79円

脳に大切な成分たっぷり&とにかくラクしたいママに

・母乳に近づけた、圧倒的な規模の母乳研究&発育調査
・世界初! DHAとアラキドン酸を母乳の範囲まで配合
・たんぱく質の量と質へのこだわり

 

7、E赤ちゃん(森永乳業)/5.22円

消化負担を抑えたい&便利さにこだわるママに

・母乳のようにやさしい! たんぱく質の消化負担が母乳と同等
・腸内環境に配慮した、森永だけの3種類のオリゴ糖配合
・赤ちゃんを守る! ラクトフェリン配合

 

※1:厚生労働省による「平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要」P4「授乳期の栄養方法の推移」より

 

上記の情報はすべて2018年8月時点のものとなります。

 

 

  ninps

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