2020年5月までにご出産の、0歳のママとパパ600名に*、いまママパパに人気のベビーカーや選び方のコツを大調査。気になる売れ筋機種・高評価機種のランキング、ベスト5をそれぞれご紹介します。
【目次】
- 売れ筋 5位:カルーンエアー
- 売れ筋 4位:メチャカル
- 売れ筋 3位:ラクーナ
- 売れ筋 2位:ランフィ
- 売れ筋 1位:スゴカル
- 高評価ランキング ベスト5
- まとめ:両対面・軽量タイプが人気
- 両対面ってなに?
- オート4キャス機能とは
2020年ベビーカー売れ筋ランキング
第5位:カルーンエアー【アップリカ】
0歳のママとパパ600名へのアンケートで、購入した人の数が多かったベスト5の第5位はアップリカの「カルーンエアー」。
「カルーンエアー」の特徴は、なんといっても“軽さ”。両対面・生後1ヶ月から乗れるタイプで最軽量の3.9kg!シンプルな機能で32,000円(+税)という価格も魅力のひとつです。
中部地方では人気ランキング1位に輝いた機種です。
【カルーンエアー愛用ママパパの声】
家がエレベーターなしの2階なので、ベビーカー自体が重いと持って上がるのが大変
赤ちゃん抱っこして、ミルク持って、お湯持って、電車移動は軽くないと、持ち運べないです
【カルーンエアー:こんなママパパにおすすめ】
- お住まいが、エレベーターなしの2階以上
- 電車やバスをよく利用する
- 近隣にガタゴト道や段差が少ない
- ママひとりで車にベビーカーを載せる機会が多い
2020年ベビーカー売れ筋ランキング
第4位:メチャカル【コンビ】
4位は、コンビの「メチャカル」。こちらも5位の「カルーンエアー」と同じく軽量のシンプル機能タイプ。生後1ヶ月から使えて両対面。オート4キャス機能付きです。
両対面・軽さ・走行性の3つを兼ね備えたコンビの「メチャカル ハンディ オート4キャス エッグショック HG」は、5位の「カルーンエアー」より多少重量があります(4.7kg)が、オート4キャス機能付きで対面時の走行性がUP。コンビのオート4キャス機能付き最軽量モデルです。
【メチャカル愛用ママパパの声】
家が階段2階なので、赤ちゃん抱っこしてベビーカーも持って降りなくてはいけなかったので軽さを重視して選びました
駅前に住んでいるので道が狭いところもありますが、小回りがきくので人とすれ違った時でもすんなり
【メチャカル:こんなママパパにおすすめ】
- お住まいが、エレベーターなしの2階以上
- 電車やバスをよく利用する
- ベビーカーの利用頻度が少ない
- ママひとりで車にベビーカーを載せる機会が多い
2020年ベビーカー売れ筋ランキング
第3位:ラクーナシリーズ【アップリカ】
3位は再びアップリカ。5位の「カルーンエアー」にオート4輪機能が付いた「ラクーナ(luxuna)」は、押しやすさも兼ね備えた生後1ヶ月から使える両対面モデル。
最新モデルの「ラクーナエアー AC」は、4.6kgと軽さを保ちながらも、振動から赤ちゃんを守る「ゆらぐらガード」、成長に応じた赤ちゃんの自然な姿勢を保つ「メディカル成長マモール」など機能も充実しています。とくに西日本のママの支持率が高めでした。
【ラクーナ愛用ママパパの声】
我が家の場合はエレベーターのないマンションで、車に積んでお出掛けを想定していたので軽さを重視しました。その上で赤ちゃんへの衝撃、押しやすさ、価格などでこの1台に
軽さ、価格、安全性、対面式、オート4輪などバランスよく整っていると思います!
【ラクーナ:こんなママパパにおすすめ】
- お住まいが、エレベーターなしの2階以上
- 電車やバスをよく利用する
- 赤ちゃんをベビーカーに乗せる機会が多い
- ママひとりで車にベビーカーを載せる機会が多い
2020年ベビーカー売れ筋ランキング
第2位:ランフィシリーズ【ピジョン】
売れ筋ランキングの2位には、ピジョンが登場!
本アンケートは、昨年の同アンケートに続き、国内の人気メーカーはコンビ・アップリカ・ピジョンでした。軽量の両対面モデルでピジョンからは「ランフィ」シリーズがランクイン。ピジョンのベビーカーの最大の特徴は「シングルタイヤ」を採用していること。
シングルタイヤによってガタゴト道での安定感を実現しています。生後1ヶ月から使えます。最新機種の「Runfee(ランフィ) RB0」は5.5kg。
また、畳んだ時のサイズがコンパクト(Runfee(ランフィ) RB0で薄さ38cm)で、軽自動車を運転するママからの支持率が高めの1台です。「ランフィ」シリーズの中でもとくに、赤ちゃん本舗限定モデルの「ランフィ リノン」の人気が高い結果となりました。
【ランフィ愛用ママパパの声】
シングルタイヤでスイスイ押せて安定感もある
街中には段差が多くあるので、押しやすいベビーカーを選んで正解でした!
【ランフィ:こんなママパパにおすすめ】
- 赤ちゃんの顔が見えるタイプが良い
- ベビーカーで買い物などに出かけることが多い
- 周辺にガタゴト道や段差が多い
- 普段の買物などでベビーカーを利用する機会が多い
2020年ベビーカー売れ筋ランキング
第1位:スゴカルシリーズ【コンビ】
売れ筋で1位に輝いたのは、コンビの「スゴカル」シリーズ!
コンビの「スゴカル」シリーズは、両対面かつ軽量タイプのベビーカーシリーズ。最軽量モデル・機能充実モデルなど、ラインナップが多彩です。
中でも一番人気の「スゴカルα」は、赤ちゃんの安全性と快適さを追求し、エッグショックを搭載したモデル。エッグショックとは、コンビ独自の衝撃吸収素材。ベビーカーのほかチャイルドシートなどにも採用されています。ベビーカーでは産まれたての赤ちゃんの頭をしっかりガード。
洗濯機で洗えるクッションも好評です。
「スゴカル」シリーズではこちらの4機種にエッグショックを搭載しています。
- スゴカルα 4キャス エッグショック HT
- スゴカルα 4キャス エッグショック HS
- スゴカルα 4キャス エッグショック HK
- スゴカル ハンディ エッグショック MK
【スゴカル愛用ママパパの声】
ベビーカーを押すと思っていたよりガタガタ地面の振動が伝わったり、横断歩道の段差でガタン!となったりするため、安全性やクッション性を重視して良かったと実感
軽くて畳みやすいのでママでも使いやすい。赤ちゃんの頭を守るクッションが付いていて背もたれのシートも角度を変えらてシートも前向き対面、両方にできるので満足
【スゴカル:こんなママパパにおすすめ】
- 赤ちゃんの顔が見えるタイプが良い
- 軽さも必要だが、機能も重視したい
- 周辺にガタゴト道や段差が多い
- 赤ちゃんの身体を揺れからとくに守りたい
2020年夏、スゴカルシリーズに新機種「スゴカルSwitch」が登場。一番人気の「スゴカルα」がさらに進化した「スゴカルSwitch」は赤ちゃんを守り抜く機能満載!いま注目の一台です。
2020年ベビーカー高評価ランキング
続いて、ママパパ600名の評価が高かった人気ベビーカーランキングを発表!ママパパにご自身のベビーカーについて★1つ~5つで評価を付けていただきました。5つ星★★★★★のついたベビーカーベスト5はこちら!
ベビーカー高評価ランキング5位
スムーヴ(アップリカ)
3輪ベビーカーで唯一ランクインしたのが、アップリカの「スムーヴ(SMOOOVE)」。ここ数年、ベビーカーは「軽さ」が重視されていますが、ベビーカーはある程度「重さ」があったほうが押しやすく・走行が安定します。折り畳みや持ち上げの機会が少ないママパパは、軽さにこだわり過ぎず、押しやすさ・機能・トラベルシステムなどを重視するのもひとつの手。
「スムーヴ(SMOOOVE)」シリーズは、3輪で押しやすい!と、都会で日常的に長時間赤ちゃんをベビーカーに載せることが多いママパパのと、のんびりした地域で舗装されていない道路などでお散歩を楽しむママパパの人気を集めました。
別売りの「インファントカーシート」を装着すると、生後0ヶ月から使用可能・トラベルシステムとなり車にセットすればベビーシートとしても使用できます。
田舎や山が多い場所だと三輪ベビーカーは便利。軽く押すだけで動くし、大量の荷物も収納できる
ハンドルさばきがとても軽快で、押しているときのストレスがほとんどないため。荷物もたくさん入り、デザイン面も優れている。持ち運ぶには重すぎるが、そういう場面が私の場合はあまりないため十分に満足
ベビーカー高評価ランキング4位
ランフィシリーズ【ピジョン】
ピジョンの「ランフィ」シリーズが人気第4位!「ランフィ」の人気の秘密はこちら
ベビーカー高評価ランキング3位
ラクーナシリーズ【アップリカ】
アップリカからは「ラクーナ」シリーズが人気ランキング3位にランクイン。軽いながらもオート4輪機能付きで押しやすさもあるバランスのとれた機種。「ラクーナ」人気の秘密はこちら
ベビーカー高評価ランキング2位
メチャカル【コンビ】
2位にはコンビの「メチャカル」がランクイン。生後1ヶ月から使えて両対面。オート4キャス機能付き。シンプルな機能で価格も手ごろなのが魅力。「メチャカル」人気の秘密はこちら
ベビーカー高評価ランキング1位
スゴカルシリーズ【コンビ】
軽量・高機能と、いいとこどりの「スゴカル」シリーズは売れ筋ランキングと人気ランキングのW受賞となりました!「スゴカル」人気の秘密はこちら
まとめ:
今年も両対面・軽量タイプが大人気!
パパママ600名へのアンケート調査の結果、両対面の軽量ベビーカーが大人気という結果に。多機能・ハイグレードなものよりも、軽さが選ばれており、ガタゴト道などが多く走行性や赤ちゃんへの振動を気にするかたは、オート4キャス(4輪)機能付きや、クッション性能の高い物を追加機能として選んでいるようでした。
軽さと折り畳みのしやすさを選ぶ理由は
- マンションや家に段差がある
- 2階以上の住まいだがエレベータがない
- 電車やバスで折りたたむことが多い
- 車にベビーカーを載せることが多い
といった声が多数ありました。軽さと言えば「B型ベビーカー」ですが、やはり生後1ヶ月ごろのおでかけから、赤ちゃんのお顔を見ながらベビーカーを使用したいママパパも多く、両対面&軽量タイプが人気を博しているようです。
とはいえ、ライフスタイルによっては、片手で折りたたんだり持ち上げる機会はあまりない、というママパパも。ランキングでは唯一アップリカの「スムーヴ」が走行性重視のモデルでランクインしていましたが、ランキングはあくまで人数の多さ。今回のランキング外でも自分にぴったりのベビーカーが見つかる可能性は大です。
地域別の人気ベビーカー傾向をまとめた記事もぜひご覧ください。地域によっては、走行性重視のタイプや海外ブランドがランクインしていることも!
ベビーカー用語:
【両対面】とは?
両対面とは、ハンドルの位置を変えることで赤ちゃんの顔を見ながら押すことができる対面と、赤ちゃんも進行方向を向ける背面のどちらも可能なベビーカーのタイプのこと。
赤ちゃんの月齢が低いときや、泣いてしまうときは対面にしてママパパのお顔を見ながら移動ができ、せまい道などで走行性をUPしたい時や外の景色が見える月齢になったらハンドルを背面へ。と、シーンや成長に応じて使い分けができます。
良いことばかりに感じますが、両対面にすることで、一般的なB型ベビーカーよりは多機能になるので
- 多少重くなる
- 値段が高くなる
- 向きによっては畳みにくいことがある
といった難点もあります。対面で使用するのは赤ちゃんが小さい時が多いので、小さいうちにあまり出歩かない方には必要がないケースもあります。
また、前後両方が正面になるため、走行性の観点で「オート4キャス機能・オート4輪機能」があるほうが押しやすく・疲れにくくなります。
たとえば、こちらの動画のようにハンドルを切り替えることができます。
ベビーカー用語:
【オート4キャス機能・オート4輪機能】とは?
両対面のハンドルの切り替えに連動し、進行方向に対して前輪のキャスターだけが自動で回転する機能。コンビではオート4キャス機能、アップリカではオート4輪機能と表記されています。
オート4キャス(コンビ)については、こちらの動画をご覧ください。
*ニンプスラボにて、2020年4月28日~5月8日に「0歳児がいるご家庭のママパパ」を対象に、インターネットアンケートで実施。回答数600。