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【2020年最新版】ベビーカーの選び方とおすすめ機種

 

2020年最新版のベビーカーの選び方とおすすめ機種をご紹介します。

 

【目次】

 

 

ベビーカーは、大きく分けて2種類あります

ベビーカーは、大きく分けてA型とB型の2つの種類に分類されています。

 

ベビーカーのA型・B型とは、おおまかに赤ちゃんを乗せられる時期の違いです。

 

日本ではSG基準に基づいてA型・B型と分けています*2。SG基準(最新2017/4/1)によると、A型とは生後1ヶ月もしくは、生後4ヶ月(首すわり)から最長48ヶ月までとなっており、B型は生後7ヶ月(おすわりができる)から最長48ヶ月までとなっています。

 

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また、背もたれを倒せる角度も決まっており、A型は赤ちゃんを安全に寝かせられる角度にリクライニングできる必要があります。

 

つまりA型は生後すぐから寝かせた状態で使用できるタイプで、B型はお座りができるころから使えてコンパクトで軽いベビーカーといえます。

 

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いまもっとも人気のあるAB型(AB兼用型)のベビーカーとは、正式な名称ではなく、比較的軽量でコンパクトなA型ベビーカーを「AB型」「AB兼用型」と呼ぶことがあります。生後1ヶ月ごろから使用でき、かつ軽量・コンパクトなベビーカーなので、A型とB型のいいとこどりをしたタイプといえます。

 

A型ベビーカーは、生まれてすぐから使えたり両対面で使用できるのがメリットですが、比較的、重量が重くなり、価格も高くなりがちです。一方、B型ベビーカーは、使える時期はおすわりができるころからとなりますが、軽くコンパクトで、比較的コストも抑えられています。

 

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ベビーカー、注目したい機能・特長ベスト3

 

ベビーカーには、赤ちゃんやママパパが快適に便利に使えるさまざまな機能や特徴がありますが、先輩ママパパへのアンケートでわかった「ベビーカー選びのポイント」ベスト3は、「軽さ」「押しやすさ」「折り畳みのしやすさ」

 

次いで「サイズ」「荷物入れの容量」「自立性」となっています*2。

 

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ベビーカーの「軽さ」はこんな時に必要

 

A型ベビーカーは比較的重量が重くなりがちです。そこで、A型機能を持ちながら軽量・コンパクトなAB型のベビーカーが近年人気を集めています。

 

マンションに階段があったり、車にベビーカーを積み込む機会が多いかたは、ママが一人でも赤ちゃんを抱っこしたまま畳めて持ち上げられる軽量タイプのベビーカーが便利。電車やバスに乗る際にも、赤ちゃんを抱っこしてベビーカーを手で持ち上げるシーンが多いので、軽さが重要になります。

 

ベビーカーはやっぱり「押しやすさ」も大切

 

ベビーカーは押しやすさも大切です。近隣にデコボコ道や未舗装の道路がある場合、そしてベビーカーに赤ちゃんを乗せる時間が長めになる場合は、押しやすいものでないとママパパが疲れてしまいます。

 

とはいえ、一般的にはある程度の「重さ」があるベビーカーのほうが安定感があり、赤ちゃんも揺れを感じにくく「押しやすく」なります。

 

オート4キャス機能・オート4輪機能」や「大型車輪の3輪タイプ」のベビーカーは、軽量でも機能やタイヤの性能で「押しやすく」工夫がなされたベビーカーです。

 

「軽い」ベビーカーが人気ですが、日常的に折り畳みや持ち上げるシーンが少ないライフスタイルのママパパは、「軽さ」ではなく「押しやすさ」を重視してベビーカーを選ぶのもひとつの手です。

 

ベビーカーの折り畳みのしやすさは、”片手で”畳めるかどうか

 

電車やバスに乗るときや、階段を上るときなどは、赤ちゃんを抱っこしたまま片手でベビーカーを畳むことになります。ベビーカーの「畳みやすさ」は、両手での畳みやすさはもちろんですが、ママがひとりで片手で畳めるかどうかも重要なポイントです。下記のようなシーンが多く当てはまるかたはとくに、「畳みやすさ」を確認しておきましょう。

 

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ベビーカーの「サイズ」は、畳んだ時もチェック

 

ベビーカーの「サイズ」というと、ベビーカーそのものの大きさを思い浮かべがちですが、基本的に国産のベビーカーはそれほど大きなものはあまりありません。海外ブランドのベビーカーを検討する場合は、日本の自動改札を通すことができるかなど、念のためチェックをしましょう。

 

また、自家用車にベビーカーを載せる機会の多いかたや、マンションにお住まいのかたは、畳んだ時の「サイズ」も重要です。軽自動車の荷台にも載せられるかどうか、玄関に置いたときに邪魔にならないかをチェックしましょう。ベビーカーメーカーのサイトを見れば、畳んだ時のサイズも記されています。

 

ちなみに、マンションやアパートの玄関の外は一般的に「共用部」と呼ばれており、基本的にはベビーカーを置くことはできません(自分の家のポーチなどがある場合を除く)。マンションのルールにもよりますが、玄関の外に置くことを想定している場合は、購入前に管理会社さんなどに確認しておいた方が無難です。

 

ベビーカーの「荷物入れの容量」とは

 

日常的な買い物などで、「徒歩」が多いかたはベビーカーの荷物入れの容量もチェックするとベスト。購入した物をベビーカーの荷物入れに入れて持ち運ぶことができると便利です。

 

反対に、車移動が多いかたは、荷物入れの容量はそれほど気にする必要がないかもしれません。

 

畳んだ時に立てられる「自立」タイプはとっても便利

 

「自立」タイプとは、ベビーカーを畳んだ時に立てておけるかどうかをいいます。保育所などのベビーカー用の駐車スペースを使用するときや、タクシーや車に赤ちゃんを抱いたままベビーカーを載せる際は、「自立」タイプのほうが便利です。

 

↑畳んだ後の自立がわかる動画(AirBuggy公式より)

 

ライフスタイル別、ベビーカー選びのポイント

 

ベビーカーにはさまざまな特徴がありますが、どんなタイプを選ぶのが良いかは、人それぞれで、ライフスタイルによっても必要な機能が異なります。

 

電車やバスをよく利用するなら

 

日常の買い物などで、電車やバスをよく利用するなら、「軽さ」「折り畳みのしやすさ」「自立性」がポイント。エレベーターがない階段やステップのあるバスでは、赤ちゃんを抱っこして、さっとベビーカーを畳んで持ち上げたり、混雑したバスの中でさっとベビーカーを畳んだりするシーンが多くなります。

 

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家の玄関までに、段差や階段があるなら

 

エレベーターなしのマンション・アパートにお住いの場合や、家の入口に段差がある場合は、日常的に赤ちゃんを抱っこしたまま片手でベビーカーを畳んで持ち上げることになります。ベビーカーを選ぶ際は「軽さ」「折り畳みのしやすさ」をチェックしましょう。

A型のベビーカーであれば、両対面より背面のほうが重量が比較的軽くなります。使用できるのが生後7ヶ月~となりますが、軽さではB型ベビーカーもおすすめです。

 

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毎日の買い物やおでかけが「徒歩」メインなら

 

毎日の買い物やおでかけが「徒歩」のかたは、ベビーカーの「押しやすさ」「走行性」や赤ちゃんの「乗り心地」を重視してみてはいかがでしょう。もしも、畳んだり持ち上げるシーンがあまりないようなら、「軽さ」にはこだわり過ぎず、ある程度重量があっても、安定感があり押しやすい機種のほうが生活にフィットするかもしれません。

「押しやすさ」「走行性」の面では、三輪ベビーカーも人気です。

 

また、近隣にガタゴト道や段差が多いようなら、ベビーカーのクッション性や衝撃の吸収性もぜひチェックしてみてください。こうしたベビーカーは、赤ちゃんへの振動が伝わりにくいなど、長時間赤ちゃんを乗せる方にぴったりです。

 

毎日の買物やおでかけが「自家用車」メインなら

毎日の買物やおでかけが「自家用車」のかたで、車にベビーカーを載せる機会が多いなら、トランクとベビーカーの相性をチェック。畳んだ時のベビーカーのサイズが大き過ぎると、車に載せにくくなってしまいます。

 

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車にベビーカーを載せる機会が少ないかたは、おそらくベビーカーの利用シーンはお散歩がメインになるので、畳んだり持ち上げるシーンに役立つ「軽さ」や「コンパクトさ」よりも、お散歩に最適な「押しやすさ」や「走行性」をメインに選ぶ方が良いでしょう。

 

ベビーカー購入は、妊娠中?それとも産後?

ベビーカーはほかの出産準備品とおなじように妊娠中に用意するのが良いか、それとも産後か、いつ買えばよいかわからない!という声をよく耳にします。

 

2019年5月~今年の4月までにご出産の、0歳児のママパパ600人にベビーカーのおすすめの購入時期を聞いてみたところ

 

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妊娠中と答えたかたが約46%、産後と答えた方が約54%の僅差に。

 

妊娠中はゆっくり選べる・産後はリアルに選べる

それぞれ理由を尋ねてみると、このような意見が多くありました。

 

【妊娠中をすすめる理由】

  • 産後はゆっくり買い物をする時間がない
  • ゆっくり比較したり調べられるのは妊娠中
  • 早めから使ったほうが、赤ちゃんが慣れやすい
    (ベビーカーをいやがりにくくなる)
  • 産後は里帰りもあり、パパの意見が聞きにくい

 

【産後をすすめる理由】

  • 実際に赤ちゃんと暮らしてみて、初めてわかることがいっぱいある
  • 妊娠中はデザインやブランドが気になったが、産後は実用的なものが欲しくなる
  • 赤ちゃんを抱っこしてみて、軽さや押しやすさを見たほうがいい
  • 産後しばらくベビーカーは使わない。ゆっくりで大丈夫

 

ベビーカーに早く乗せたほうが赤ちゃんが、ベビーカーに慣れやすいかどうかの根拠は、いまのところありませんが、ママやパパが体感的にそのように感じるケースも多いようです。ただし、ベビーカーは機種ごとに乗せてよい時期が設定されているので、乗せてよい時期より前に使用するのはやめましょう。

 

ベビーカー売り場と、自宅の距離も関係

 

0歳ママパパの意見を地域別に意見をみると、都会に住むママパパから「妊娠中にある程度の目星を付けて、オンラインでベビーカーを購入するのが良い」というアドバイスが多数ありました。

 

のんびりした地域に住むママパパからは、「産後すぐにゆっくりショッピングセンターに行くのは大変。なるべく妊娠中にベビーカーを購入したほうが良い」という意見が目立ちました。

ご自宅とベビーカーを売っている場所との距離によっても、妊娠中か産後か変わってくるかもしれません。

 

じつはまだ「ベビーカーを使ってない」ママが10%

 

新型コロナウイルス流行の影響で、「ベビーカーは用意してあるけれど、まだ1度も使っていない」と答えた生後1ヶ月以上のママが600人中60名ほどいらっしゃいました。

「自粛でそもそも外出の機会がない」「買い物に行くときも、ベビーカーは不安。抱っこ紐で赤ちゃんを覆った形で外に出ている」といった声が多数ありました。

 

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新型コロナの影響が長引く場合、ベビーカーのデビューが残念ながら通常よりも少し遅めになるケースもあるかもしれません。

 

ライフスタイル別 2020年人気ベビーカー

 

2020年5月までにご出産の、0歳のママとパパ600名に*、いまママパパに人気のベビーカーや選び方のコツを調査しました。

 

「軽さ」と「押しやすさ」を実現!
スゴカルシリーズ【コンビ】

「軽さ」と「押しやすさ」の両方を兼ね備えたAB型ベビーカーの一番人気は、コンビの「スゴカル」シリーズ!

 

 

コンビの「スゴカル」シリーズは、両対面かつ軽量タイプのベビーカーシリーズ。最軽量モデル・機能充実モデルなど、ラインナップが多彩です。

 

たとえば「SUGOCALα(スゴカルアルファ)」は、赤ちゃんの安全性と快適さを追求し、エッグショックを搭載したモデル。エッグショックとは、コンビ独自の衝撃吸収素材。ベビーカーのほかチャイルドシートなどにも採用されています。ベビーカーでは産まれたての赤ちゃんの頭をしっかりガード。

洗濯機で洗えるクッションも好評です。

 

「スゴカル」シリーズではこちらの機種にエッグショックを搭載しています。

  • スゴカルα 4キャス エッグショック HT
  • スゴカルα 4キャス エッグショック HS
  • スゴカルα 4キャス エッグショック HK
  • スゴカル ハンディ エッグショック MK
  • スゴカルSwitch エッグショック XL
  • スゴカルSwitch plus エッグショック XL

 

(スゴカル愛用ママの声)

maman.jpgベビーカーを押すと思っていたよりガタガタ地面の振動が伝わったり、横断歩道の段差でガタン!となったりするため、安全性やクッション性を重視して良かったと実感

 

maman.jpg軽くて畳みやすいのでママでも使いやすい。赤ちゃんの頭を守るクッションが付いていて背もたれのシートも角度を変えられてシートも前向き対面、両方にできるので満足

 

【スゴカル:こんなママパパにおすすめ】

  • 赤ちゃんの顔が見えるタイプが良い
  • 軽さも必要だが、機能も重視したい
  • 周辺にガタゴト道や段差が多い
  • 赤ちゃんの身体を揺れから守りたい

 

2020年夏、スゴカルシリーズに新機種「スゴカルSwitch」が登場。一番人気の「スゴカルα」がさらに進化した「スゴカルSwitch」は赤ちゃんを守り抜く機能満載!いま注目の一台です。

 

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「押しやすい」三輪ベビーカー
スムーヴ(アップリカ)

「押しやすさ」を重視するママパパの人気を集める、アップリカの「スムーヴ(SMOOOVE)」。

「スムーヴ(SMOOOVE)」シリーズは、3輪で押しやすい!と、都会で日常的に長時間赤ちゃんをベビーカーに載せることが多いママパパや、舗装されていない道路などでお散歩を楽しむママパパの人気を集めました。

別売りの「インファントカーシート」を装着すると、生後0ヶ月から使用可能・トラベルシステムになります。車にセットすればベビーシートとしても使用可能。

 

(スムーヴ愛用ママの声)

maman.jpg田舎や山が多い場所だと三輪ベビーカーは便利。軽く押すだけで動くし、大量の荷物も収納できる

 

maman.jpgハンドルさばきがとても軽快で、押しているときのストレスがほとんどないため。荷物もたくさん入り、デザイン面も優れている。持ち運ぶには重すぎるが、そういう場面が私の場合はあまりないため十分に満足

 

コスパで選ぶならシンプルベビーカー
カルーンエアー【アップリカ】

シンプル機能と「軽さ」が自慢のアップリカの「カルーンエアー」。

 

 

「カルーンエアー」の特徴は、なんといっても“軽さ”。両対面・生後1ヶ月から乗れるタイプで最軽量の3.9kg!シンプルな機能で32,000円(+税)という価格も魅力。

 

(カルーンエアー愛用ママの声)

maman.jpg家がエレベーターなしの2階なので、ベビーカー自体が重いと持って上がるのが大変

 

maman.jpg赤ちゃんを抱っこして、ミルク持って、お湯持って、電車移動は軽くないと、持ち運べないです

 

【カルーンエアー:こんなママパパにおすすめ】

  • お住まいが、エレベーターなしの2階以上
  • 電車やバスをよく利用する
  • 近隣にガタゴト道や段差が少ない
  • ママひとりで車にベビーカーを載せる機会が多い

 

気になるベビーカーの価格は
何で決まるの?

A型とB型のベビーカーを比べると、一般的にはA型ベビーカーのほうが値段は高め。リクライニング機能などが充実している分、価格が高くなりがちです。

 

また、同じA型(AB型)の場合は、機能・性能がアップするごとに値段が高くなります。たとえば

などの有無で価格が異なります。

 

ベビーカー用語:
【オート4キャス機能・オート4輪機能】とは?

 

両対面のハンドルの切り替えに連動し、進行方向に対して前輪のキャスターだけが自動で回転する機能。コンビではオート4キャス機能、アップリカではオート4輪機能と表記されています。

 

オート4キャス(コンビ)については、こちらの動画をご覧ください。

 

 

ベビーカー用語:
【両対面】とは?

 

両対面とは、ハンドルの位置を変えることで赤ちゃんの顔を見ながら押すことができる対面と、赤ちゃんも進行方向を向ける背面のどちらも可能なベビーカーのタイプのこと。

 

赤ちゃんの月齢が低いときや、泣いてしまうときは対面にしてママパパのお顔を見ながら移動ができ、せまい道などで走行性をUPしたい時や外の景色が見える月齢になったらハンドルを背面へ。と、シーンや成長に応じて使い分けができます。

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良いことばかりに感じますが、両対面のベビーカーはいわゆるAB型(AB兼用型)のため、一般的なB型ベビーカーよりは多機能・高性能です。よって

  • 多少重くなる
  • 値段が高くなる
  • 向きによっては畳みにくいことがある

といった難点も出てきます。対面で使用するのは赤ちゃんが小さい時が多いので、小さいうちにあまり出歩かない方には必要がないケースもあります。

 

また、前後両方が正面になるため、走行性の観点で「オート4キャス機能・オート4輪機能」があるほうが押しやすく・疲れにくくなります。

たとえば、こちらの動画のようにハンドルを切り替えることができます。

 

 

*1ベビーカーのSG基準「一般財団法人製品安全協会」

*2ニンプスラボにて、2020年4月28日~5月8日に「0歳児がいるご家庭のママパパ」を対象に、インターネットアンケートで実施。回答数600。

 

 

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