赤ちゃんが生まれて1ヶ月ほどで行う「お宮参り」。
いつ、どこで、どんなふうに行うのかを妊娠中の今のうちに考えてみるのもいいかもしれません。
そこで、ニンプス編集部が先輩ファミリーのお宮参りを取材しました!
米本さんファミリーのお宮参りタイムスケジュール
2011年12月15日生まれの颯志くんのお宮参りは、生後1カ月と1週間ほどの2012年1月22日に行われました。
今回の場所や日取りを決めたのは、奈津子さんと貴さんお二人。場所は「貴さんがベビーのときにお宮参りをした神社(当時の貴さんファミリーの氏神様)」というのが貴さんご両親のこだわりだったそうです。
11:00
奈津子さん・貴さんご夫妻と、それぞれのご両親、そして主役の颯志くんが神社近くに集合。建物内にある更衣室を借り、奈津子さんの着付けを貴さんのお母さまが行いました。
颯志くんのベビードレスとケープは、なんと貴さんのお母さまの手づくり!
11:45
社務所の受付で御礼を渡します。
12:00
番号が呼ばれ、拝殿の扉が開かれました。拝殿内では雅楽が演奏されていました。軽く礼をして、指定された場所で席に着き、神職が奏上してくれる祝詞に耳をすませます。
12:30
初宮詣は終了です。拝殿の扉が開き、みなさんほっとした表情で拝殿から出てきました。
今回のお宮参りには、奈津子さんと貴さんのご両親と、貴さんの弟さんも参加。合計8人で颯志くんの誕生と成長を喜ぶ幸せな時間だったようです。
12:40
今回は、出張撮影のアニバーサリーフォトさんに撮影を依頼したため、境内のさまざまな場所で記念撮影を行いました。その後、神社近くにある個室があるレストランで食事会を開催。
「終始和やかで、とてもいいお宮参りでした」(奈津子さん)
はじめてのお宮参りにありがちなギモンQ&A
Q:お宮参りに訪れる神社はどう選ぶ?
A:
米本さんファミリーのように、住んでいる地域の氏神様にお参りするのが風習とされていましたが、妊娠中に行った安産祈願のお札参りを兼ねて行うファミリーも多くいます。 今後も七五三など、人生の節目に訪れるであろう神社になると思いますので、家の近くにある神社が好ましいでしょう。
Q:お宮参りの時期はいつ?
A:
男児は生後31・32日、女児は32・33日で行うとされていますが、現代では体調や天候などを考慮し、お参りしやすい日に行う家族が多くなっています。
また、お宮参りは仏滅に行っても全く問題ありません。
Q:どんな服装で行くべき?
A:
風習では、「正装」とされますが、こちらも現代は簡略化されています。主役であるベビーは、白羽二重の着物に、紋付きの祝い着を羽織らせる形が正装ですが、颯志くんのように、ベビードレスにケープというスタイルのベビーも多くいます。父親と祖父はスーツ、母親と祖母は小紋や訪問着、ワンピースなどを着用する人が多いでしょう。
Q:御礼の金額は?どう準備しておくべき?
A:
一般的には五千円前後。ただし神社によって、金額が決まっていることもあるので、事前に確認しておくとベターです。
お礼を渡す形式は、ご祝儀袋または白い封筒の上段に「御初穂料」 か「御玉串料」か「御礼」と、下段にベビーの名前を書いたものを用意しておきましょう。
Q:祝詞をあげてもらわなくてはいけない?
A:
神社にお参りをし、お賽銭だけでもOKです。
Q:お宮参りにはだれを呼ぶべき?
A:
本来は、ベビーとその両親、父方の母親(ベビーの祖母)で行うとされていましたが、米本さんファミリーのように、双方の両親や兄弟が集まることもめずらしくありません。ベビーの成長をたくさんの人が一緒に喜んでくれるのは、とてもうれしいことですよね。