この記事を監修したのは
浅井貴子先生
助産師/マタニティアロマセラピスト
大学病院、未熟児センター勤務を経て、現在は母親学級、育児相談、新生児訪問などを行う。妊婦さん向けのプレママ★アロマ教室を長年開講し産前、産後のアロマケアに定評。助産師のメディカル知識を活かした妊婦水泳&マタニティアクアビクスの専門家でもある。
ほ乳びんの消毒はなぜ必要?
栄養たっぷりのミルクは雑菌が繁殖しやすいので、抵抗力の弱い赤ちゃんを守るためにも、使ったあとのほ乳びんはしっかり洗って消毒することが大切です。
いつまで消毒するかのはっきりとした決まりはありませんが、ひとつの目安として赤ちゃんの首がすわる生後3~4ヶ月頃までは、続けましょう。それ以降も洗剤とお湯でよく洗って乾かし、衛生的に取り扱うようにしてください。
ほ乳びんを消毒する方法
ほ乳びんを消毒する方法は主に3つあります。いずれの場合も、まずほ乳びんを洗剤でよく洗ってから消毒します。
ほ乳びんを洗う時には、赤ちゃんに安心な成分の洗剤を選ぶようにしましょう。
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ほ乳びんがしっかり洗えたら、続いて消毒に移ります。
【煮沸消毒】
大きめの鍋にお湯を沸かし、哺乳びん・乳首・フードを入れて3~5分ほどぐらぐらと火にかけて消毒します。家にあるもので手軽に消毒できるのがメリットです。熱湯を使うので、ヤケドには気をつけて。
【薬液消毒】
洗った哺乳びんを塩素系の消毒液につけおき消毒する方法です。消毒液は一度用意したら24時間使えるので、哺乳びんを洗ってつけておくだけで次の授乳までに消毒が完了します。
手軽ですが、人によっては薬剤の残留やにおいが気になることも。
【電子レンジ消毒】
専用の容器に水を入れて電子レンジにかけ、スチームで哺乳びんを消毒する方法。電子レンジのボタンを押すだけで、短時間で消毒ができます。破裂などの事故を予防するために、必ず専用の容器を使用してください。
持っている哺乳びんの数や使用する頻度なども考慮して、ママやパパがやりやすい方法を選びましょう。ミルクをあげる回数が多い場合には、毎回の消毒が負担にならないよう、何本か哺乳びんを用意しておくと安心です。
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Q:ガラスとプラスティック哺乳びんの違いは?(7ヶ月の妊婦さんと生後3ヶ月のママ)
お店にいくと、ガラス製とプラスチック製の哺乳びんが売っていますが、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれのメリットやデメリットがあれば教えてください。
また、哺乳びんは何本くらい用意しておくのがよいか目安はありますか?
A:ガラスとプラスチックの使い分けがおすすめ!
ママのおっぱいを飲むときと同じ姿勢で自然に飲めると人気の哺乳びんDoctor Bétta(ドクターベッタ)の山岸さんに教えていただきました。
Doctor Bétta・山岸さんのお答え
新生児期やご自宅での使用はガラス製、お出かけ時はプラスチック製が便利です。ご使用状況に応じて使い分けいただくことをおすすめしております。
ガラス製とプラスチック製の違いについて、それぞれの特徴をご案内いたします。
◆ガラス製
→ プラスチック製に比べ、細かい傷が付きにくく衛生的な状態を保つことができます。新生児期やご自宅でのご使用の際に使われることが多いです。
◆プラスチック製
→ 軽量で扱いやすく、お出かけ時や赤ちゃんが自分で哺乳びんを持ちたがった際にも軽くて持ちやすく、赤ちゃんが投げる等で落としてしまった際も割れにくいという特徴があります。
ご用意いただく本数は、哺乳びんは搾乳した母乳やミルクを授乳する時に使うため
- 産後母乳が出づらい時
- ママが体調を崩してしまった時
- ママがお出かけや職場に復帰される時
こういったシーンでのご利用を考えますと、2〜3本用意しておくと安心です。
産後すぐは授乳頻度も頻繁です。哺乳びんを都度洗浄、消毒するの際には手間や時間がかかるため、ママパパが少しでも休息が取れるよう複数本ご用意いただくことをおすすめしています。
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Q:ほ乳びんは毎回消毒するの?(8ヶ月の妊婦さん)
ほ乳びんは毎回必ず消毒するのですか?
A:生後3~4ヶ月頃までは、とくにしっかり消毒を
助産師・浅井貴子先生のお答え
栄養たっぷりのミルクは雑菌が繁殖しやすいので、抵抗力の弱い赤ちゃんを守るためにも、使ったあとのほ乳びんはしっかり洗って消毒することがとても大切です。
いつまで消毒するかのはっきりとした決まりはありませんが、ひとつの目安として赤ちゃんの首がすわる生後3~4ヶ月頃までは続けましょう。それ以降も洗剤とお湯でよく洗って乾かし、衛生的に取り扱うようにしてください。