雪印メグミルクの粉ミルク「ぴゅあ」の成分や特徴は？｜妊娠・出産・マタニティ情報サイト

【基本情報】

商品サイト：http://www.snowbaby.jp/pure/
メーカー：雪印メグミルク株式会社
内容量：820g
メーカー希望小売価格：2,484円（税込）
単価（10ml当たり）：約3.94円
生産工場：群馬県邑楽郡大泉町（ISO9001認証）
放射能検査：すべての製品において自主検査実施の上、開示

【おもな特徴】

・主要7商品のなかで一番安くて続けやすい
・母乳に近づけたカロリー＆すっきり味
・赤ちゃんを守るラクトアドへリンを高配合

なるべく価格を抑えたい！＆基本成分を網羅したいママに

雪印メグミルクグループによる母乳研究の成果を生かして作られた「ぴゅあ」は、赤ちゃんだけでなくママにとってもメリットが高い粉ミルク。主要7商品のなかではもっとも安いうえに、欲しい成分がきちんと配合されています。そんな「ぴゅあ」について、雪印メグミルク株式会社海外事業部の小林直道さん、宗像健介さんにお話を伺いました。

■特徴1：主要7商品のなかで1番安くて続けやすい

なんといっても「ぴゅあ」の一番のポイントは、価格。10ml当たりの単価が日本の主要な粉ミルクのなかでもっとも抑えられています。でも、赤ちゃんが口にするもの。安かろう悪かろうでは困ります。なぜ他社よりも安いのでしょうか？

「病院や産院での普及活動をしていないのが大きな理由です。広告宣伝費を抑えることで、お求めやすい価格を実現しました。少しでもママの育児を応援できればと、このような設定にしています。よく安いと不安になるというお声をいただきますが、一つひとつの成分を母乳に近づけているので、『使ってみて安心した』という方も多くいらっしゃいます」（小林さん）

その雪印メグミルクの想いを表しているのが “未来はミルクの中にある。”というコーポレートスローガン。赤ちゃんの成長やママの育児応援のために、消費者重視の考え方や母乳研究の成果がしっかり商品に反映されています。実際、1951年からスタートした母乳研究は学会でも注目されているほど。

その研究を生かし、「DHA（ドコサヘキサエン酸）」や「ヌクレオチド」、「ガラクトオリゴ糖」や「β-カロテン」など、入っていてほしい成分はきちんと網羅しています。こうした長年の企業努力や研究の成果によって価格が抑えられているとわかると安心して与えられそうです。

■特徴2：母乳に近づけたカロリー＆すっきり味

もう一つうれしいのが、カロリーを母乳に合わせていること。見逃しがちですが、赤ちゃんの負担を極力減らすためにも注意したいポイントです。また、あっさりすっきりした味わいにも配慮して作られているそう。

「赤ちゃんが母乳に戻りやすいようにやさしい甘さに設計しているので、混合のママたちにもオススメです」（宗像さん）

混合のママにとって母乳と粉ミルクのバランスは気になるところ。成分はもちろんのこと、カロリーや味まで母乳に近いというのはかなりの安心材料になりそうです。

■特徴3：赤ちゃんを守るラクトアドへリンを配合

母乳に含まれる「ラクトアドヘリン」は乳児期にとても大切なたんぱく質の一つ。赤ちゃんを悪い菌から守るともいわれています。ぴゅあはそのラクトアドヘリンの量を母乳に近づけ、 10-55mg配合しています。

また、たんぱく質の比率にも着目。「カゼイン」と「乳清たんぱく」の割合を母乳と近い40:60にしています。カゼインは胃の中で固まり、消化しづらくなってしまうもの。たんぱく質は赤ちゃんの成長に欠かせない成分ですが、消化機能が未発達なため負担にもなりかねません。より母乳に近い組成になっているのは重要なポイントです。

そのほかにも、「ヌクレオチド」を母乳に含まれる量の平均値レベルとなる6mg（100g中）配合。ヌクレオチドは母乳の免疫成分のひとつで、腸の発達にも役立つものです。

「赤ちゃんを守る成分をしっかり配合し、負担となるものはなるべく減らす。こういった基本性能の高さで『コストパフォーマンスがいい』と選んでくれる方も多いようです」（小林さん）

安いからといって不安になる必要はまったくなし！ 60年以上に渡る母乳研究が生かされた商品は、ママや赤ちゃんの未来を願って、たくさんの努力によって作られていました。