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産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】産後の「便秘」を解消!チェックリスト

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

まずは食生活をチェック

 

産後は、便秘に悩むママがとても多いです。産後しばらくは出産のときの傷が心配で力むのが難しいもの。でも、産後しばらく経つようであれば他に原因がある場合も。今回は便秘解消のために日々の食事や生活で見直したいポイントをご紹介します。

・水分不足は大丈夫?
出産後は母乳のために体の水分が失われやすい状態です。また、育児で忙しくしているとついつい水分補給を忘れてしまうことも。
水分が不足していると便が固くなり、排便しにくい原因となります。
積極的に水分補給をするようにしましょう。カフェインが含まれている飲み物は利尿作用があって、水分が排出されてしまう原因にもなるので気をつけましょう。

・食物繊維をたっぷりと
赤ちゃんのお世話で買い物や料理の時間もなかなかとれない時期。野菜が不足していませんか?
食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性をバランスよく摂取することが大切です。水溶性の食物繊維を多く含む海藻類や果物、不溶性の食物繊維を多く含む切り干し大根や大豆などどちらも食べるようにしましょう。

・腸内環境を整えよう
腸内環境を整えるために発酵食品を摂取しましょう。さまざまな乳酸菌の種類のヨーグルトがあるので、自分にあったものを続けて食べるようにしましょう。糖分を多く含むものは腸管内で発酵し、大腸運動を高めてくれるのではちみつやメープルシロップなどを一緒に合わせて食べるといいでしょう。

 

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ストレスが原因かも?

 

また、出産後は夜の授乳で寝不足になったり、外出がままならなかったり、育児に不安を抱えがちな時期でもあります。ストレスがたまることも多いでしょう。
ストレスが溜まると、痙攣性便秘になりやすいです。その場合、水溶性の食物繊維を積極的にとり、ガスがたまりやすい食材には気をつけてください。

できればひとりの時間をつくるなど、育児から少し離れてストレスをため込まないようにすることも大切です。家族など身近な人にも協力してもらえるといいですね。

 

 

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