産後の食事と離乳食

乳幼児のビタミンD不足 離乳食でどう補う?

ビタミンD不足で病気のおそれも

 

“くる病”と言う病気をご存知でしょうか。これは、乳幼児期などにビタミンDが不足することで起こります。
ビタミンDにはカルシウムを骨に沈着させる働きがあるので、不足すると骨の変形・成長障害(背が伸びない)などの原因になるのです。

“くる病”になると、頭蓋骨の形成にも影響が出ます。さらに血中のカルシウム濃度が下がって、けいれんを起こしてしまうこともあります。
歩行をはじめる1歳頃に強いO脚から発見されることもあり、矯正器具をつける治療を行う場合もあります。

実はこの乳幼児のビタミンD不足が、今心配されているのです。ビタミンDは日光を浴びると体内で生成されます。紫外線の害を避けるために極端に日光を避けることも、原因となっているようです。

意外なのは、母乳がビタミンD不足の理由になるという点です。母乳育児には優れている点もたくさんありますが、もともとビタミンDは不足しています。
今回はこの不足しがちな栄養素“ビタミンD”を補える離乳食をご紹介したいと思います。

 

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ビタミンDが補える離乳食メニュー

 

ビタミンDが多い食品には、卵黄・しらす・鮭・さんま・干し椎茸などがあります。干し椎茸は食べる前にもう一度日光に当てるとビタミンDの量が増えますので、天日干しをおすすめします。

・ しらすご飯…ビタミンDたっぷりのしらすを細かく切って、おかゆやご飯に混ぜてあげましょう。
・ 卵とニラの卵焼き…細かく刻んだニラを卵と混ぜて焼きます。ふわふわにしたいときは水切りをした豆腐を少し混ぜると食感が良くなります。
・ 干し椎茸と人参のスープ…水で戻して柔らかくした干し椎茸を細かく切り、同じく細かくした人参と一緒に煮込みます。このとき干し椎茸を戻した水を使うと、旨味たっぷりのスープができます。他にも柔らかくなるジャガイモや豆腐を一緒に入れるのもおすすめです。

卵はアレルギーが出ることもあるので、はじめは卵黄をごく少量から与えましょう。卵黄よりも卵白にアレルギーが出やすいので、ようすを見て7・8ヶ月になってから全卵を使うようにしてください。
バランスのいい離乳食と適度な日光浴で効率よくビタミンDをとり入れましょう。

 

Profile 【監修】一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

  satomi

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