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産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】歯が生えていないときの離乳食

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

歯が生えてくる時期は、個人差が大きいけれど…

 

赤ちゃんの口に最初の歯が生えてくるおおよその目安は、生後6~8ヶ月頃。1歳ごろまで歯が生えない赤ちゃんもいますが、だからといって離乳食を遅らせたほうがいいということはありません。

成長のスピードはそれぞれ違うので、1歳ごろまで歯が生えなくても、基本的には問題ありません。
しかし歯がないからといって離乳食を行わないと栄養が足りなくなり、成長に影響するおそれも。そのため離乳食は歯があるないに関わらず、月齢に合わせて進めていきましょう。

 

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歯がなくても、歯茎で噛むことを覚えます

 

基本的に離乳食は、ゴックンと飲み込めるトロトロのものからスタートし、歯茎でカミカミしてつぶせる固さのものまで進めていきます。

カミカミ期には歯がなくても歯茎で噛むことができているかが重要ですので、丸飲みしてしまわないよう、噛みやすい固さのものをあげてください。例えば、5倍がゆ~軟飯、柔らかく茹でて短くカットしたうどん、食べ頃のバナナなどが固さの目安です。
口の動き、奥の歯茎で噛んでいるかなどをチェックしながら、ゆっくり慎重に進めましょう。

歯の成長はゆっくりでも、赤ちゃんの心と体は日々、大きく成長をしています。赤ちゃんの食欲や食べ方のようすをみながら味覚を育て、食習慣を育てていきましょう。

 

 

 

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