ホーム > 妊娠・出産の基礎知識 > 産後の食事と離乳食 > 【管理栄養士監修】離乳食の食べすぎ?ここをチェック

産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】離乳食の食べすぎ?ここをチェック

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

たくさん食べる赤ちゃんの注意点

 

なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんもいますが、一方であげればあげるだけ食べ続けるという赤ちゃんもいます。大人が食べているものにも手をのばすほど食に積極的で、好き嫌いもないとなると、ママは離乳食のつくりがいがあるというもの。

しかし、あまりに食べすぎるので心配という声もあるようです。よく食べる赤ちゃんの場合は、どんなところに気をつければいいでしょうか。

まずは、早食いになっていないか見直しましょう。食べるからといってママがどんどん口にスプーンを運んでいませんか。
お腹がいっぱいなのにそうと感じる間もなく、口を開けてしまっているのかもしれません。

また、食べた後に消化不良の便が出ていませんか。よく噛まずに飲み込んでいると、離乳食の形が分かるくらいの便が出ることもあります。
このような場合は赤ちゃんがゆっくり噛んで食べられるように少しペースダウンを。よく噛んで食べているか、頬の動きを見て確認しましょう。

 

s026_02.jpg

 

食べてもいい量の目安

 

1歳くらいの赤ちゃんが1回に食べる量は、おかゆまたは軟飯90g、それに肉や魚、卵や豆腐などのおかず15〜20g、野菜40g程度が目安です。
これ以外にもおかわりや、食後のおやつを欲しがることがあるかもしれません。果物は水分が多く腹持ちしないので、サツマイモ・ジャガイモなど噛みごたえがあって腹持ちのいいものをあげるようにしましょう。砂糖や油の多いおやつは控えめに。

それでも食べすぎが心配なときは、母子手帳の成長曲線で確認してみてください。身長と体重をクロスさせたポイントがふつうの範囲におさまっていて、食後も元気に過ごしていれば、心配はありません。

用意した離乳食をたくさん食べてくれると、ママも幸せな気分になりますね。これから赤ちゃんと一緒に食卓を囲むのを、どうぞ楽しみに。

 

 

 

 

赤ちゃんのようす

2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月

カテゴリー

facebook twitter mail