ホーム > 妊娠・出産の基礎知識 > 産後の食事と離乳食 > 【管理栄養士監修】母乳やミルク以外の飲み物は 何ヶ月くらいから?

産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】母乳やミルク以外の飲み物は 何ヶ月くらいから?

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

白湯や麦茶は5〜6ヶ月頃を目安に

 

基本的には離乳食がはじまる前の赤ちゃんは、母乳またはミルクで水分と栄養分をとっていますので、その他の飲み物は必要がないとされています。

離乳食をあげはじめる5〜6ヶ月頃から、食事と一緒にお茶や白湯などをあげるとよいでしょう。
いろいろな味を覚えはじめる時期なので、白湯や麦茶にも興味を持つかもしれません。離乳食の時期に母乳・ミルク以外の飲み物を与えることは、ストローやコップの練習にもなります。

しかしこの時期は、まだ母乳・ミルクの栄養分が必要です。喉が渇いているだろうとたくさん飲ませてしまうと必要な母乳・ミルクが飲めなくなるので、注意してください。

 

s027_02.jpg

 

避けたい飲み物は?

 

母乳・ミルク以外の飲み物を与えるときに避けたいのは、カフェイン・タンニンが含まれているもの(ウーロン茶、緑茶、コーヒー、紅茶など)。
また、一般に市販されているジュースやイオン飲料も、糖分や塩分が高く、赤ちゃんの体に負担がかかりますので、避けてください。

赤ちゃん用として市販されているものは薄味ですので、月齢を確かめて徐々に飲ませても構いません。
ただし、甘い飲み物を毎日の習慣にするのは避けましょう。そちらの味を気に入って、母乳やミルクを飲まなくなってしまうと困ります。

病気による発熱で母乳・ミルクを飲まないというときは、水分不足にならないかが心配です。赤ちゃん用のイオン飲料も市販されていますが、まずは小児科を受診して医師の診断を仰ぎましょう。

 

 

 

赤ちゃんのようす

2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月

カテゴリー

facebook twitter mail