ホーム > 妊娠・出産の基礎知識 > 産後の食事と離乳食 > 【管理栄養士監修】離乳食のだしを簡単にとる法

産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】離乳食のだしを簡単にとる法

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

一晩ほうっておくだけでOK

 

本格的なだしをとるのは手間がかかると思いがち。離乳食にぴったりのおいしいだしを、簡単にとる方法をご紹介します。

昆布や干し椎茸は水につけて、冷蔵庫に入れて一晩置けばだしをとることができます。
だしをとった後の昆布や干し椎茸をとり出して、ひと煮立ちさせてから使いましょう。
昆布だしは他のだしに比べ旨味のバランスが母乳に近く、グルタミン酸が豊富に含まれているのが特徴。離乳食にはぴったりです。

また、野菜だしは離乳食をつくるついでに一緒にとれるのでおすすめ。
野菜をゆでた煮汁だけを一つの鍋に集めておいて、さらに少し煮詰めればできあがります。
ただし、青菜のゆで汁はアクが強いので使用しないようにしましょう。

 

s030_02.jpg

 

だしはつくり置きが便利

 

だしはまとめてつくって、製氷皿を使って小分けに冷凍すると便利です。しっかり凍ったらジップロックなどに移しかえて保存。こうしておけばにおい移りも比較的防ぐことができ、使いたいときに使いたい分だけとり出すことができます。

冷凍しただしは、1~2週間くらいを目安に使い切りましょう。残ったら大人の食事に使ってもいいですし、だしは1種類より何種類か合わせて使うとよりおいしくなります。ぜひ試してみてください。

最後にだしの濃さについて。離乳食にはどのくらいがちょうどいいのか迷う方も多いようです。きまりはありませんが、例えば昆布であれば4~6gにカットしたものに、500mlの水で十分なだしがとれます。

離乳食後期になったら煮干しのだしも使えます。煮干しは作る過程で塩水につけてから乾燥させているので、塩分が強くないかをみて調整するようにしましょう。
はらわたや頭をとり除いたら、昆布と同じように水につけておけばOKです。

 

 

赤ちゃんのようす

2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月

カテゴリー

facebook twitter mail