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産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】おかゆを全く食べません、いったん休む?

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

離乳食をはじめる目安

 

赤ちゃんがおかゆを全く飲み込まないという場合には、まだ食事に興味が出ていない・スプーンの感触に違和感をもっているなどが考えられます。
まずは、離乳食をはじめる時期に当てはまっているかを確かめましょう。

<離乳食を始める目安:5、6ヶ月頃から>
・ 首がすわって、しっかりした
・ 支えがあれば座ることができる
・ 食べ物を見ると興味を示す
・ スプーンを口に入れても、舌で押し出さない・嫌がることが減った
このような兆候があれば、離乳食スタートに適しています。

 

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離乳食の基本をおさらい

 

離乳食の基本調理は、「切る・茹でる・すりつぶす」です。はじめは、おかゆのお米をすりつぶしてドロドロにしましょう。食べない場合でも、少しでも口に入れて飲み込んでいるようであれば、野菜をすりつぶしたものを混ぜて、味に変化をつけてみましょう。
サツマイモやニンジン、カボチャ、慣れてきたら豆腐、白身魚などが適しています。

それでも食べないという場合ですが、もしかしてママが不安顔でスプーンを差し出していると、なんとなく赤ちゃんも興味がわかなかったりするかもしれませんね。

離乳食は個人のペースで、ゆっくり進めても問題ありません。離乳食をはじめても全く食べないのであれば、一度休憩を挟んでも大丈夫。
ミルクや母乳で栄養分はとれていますので、栄養失調になることはありません。

まずは、家族と同じ食卓に座らせ、楽しい食事のようすを見せ、興味をもたせましょう。徐々にスプーンやストローの感触に慣れさせ、ほんの少しずつでもおかゆや白湯、麦茶など飲めるようになれば、食品を足して味の変化をつけ、食べる楽しみをゆっくり教えていきましょう。

 

 

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