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産後の食事と離乳食

【管理栄養士監修】離乳食のタイミング どう見極める?

一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)

管理栄養士

全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。

 

スタートは「遅らせない」が最新

 

離乳食のスタート時期は基本的には生後5、6ヶ月頃です。
特に母乳で育っている赤ちゃんの場合には、生後6ヶ月ごろになると鉄分が不足しがち。徐々に離乳食からも栄養をとるようにしていく必要があるのです。

あまり早くに離乳食をスタートすると、赤ちゃんの胃腸には負担になるのではと気にするママもいますが、大丈夫。離乳食は消化のよいトロトロのおかゆひと口からはじめて、赤ちゃんのようすをみながら少しずつ進めていきます。

アレルギーを心配して離乳食を遅らせる傾向もみられますが、最新の研究などから、むやみに離乳食を遅らせてもアレルギーの予防にはつながらないこともわかってきました。

とはいえ、離乳の準備が整ってきたかどうかは、赤ちゃん一人ひとりの発育状況によっても異なります。次のようなポイントに注意してみましょう。

 

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離乳食スタートの目安

 

・首がすわって、しっかり頭を立てていられる
・支えるものがあれば、一人で座っていられる
・大人が食べている物を目で追う・欲しがる
・スプーンを口に入れても舌で押し出さない
などがそろってきたら、離乳食をはじめてみても。

最初は慣れないものを口の中に入れたがらない赤ちゃんもいます。そのようなときは、スプーンやストローを口に当てて、慣らす練習からスタートしてみましょう。

 

 

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