一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)
管理栄養士
全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行っている。
おやつは、食事の補助として
たくさんの量を一度に食べることができない離乳食完了期の赤ちゃんにとっては、おやつもエネルギー補給、栄養補給をする食事の一部と考えられています。また、食べる楽しみを育む場でもあります。
まず、おやつは食事が3食とれているのを基本として与えましょう。
市販のものでもいいですが、スナック菓子は油分や塩分が多いのでNG。赤ちゃんの胃腸には負担となってしまいます。赤ちゃん用の月齢に合わせたおせんべいやボーロなど、うす味で柔らかいものからあげましょう。
おすすめのおやつ
・果物、野菜
イチゴやみかん、ふかし芋やプチトマトなど。果物は季節のものを楽しみましょう。
・パンやおにぎり
パンには、ジャムを少し塗ってもいいでしょう。
・チーズ、ヨーグルト
塩分、糖分が少ないものを選びましょう。
赤ちゃんでも、甘くておいしいと感じればいくらでも食べてしまいます。甘いだけのお菓子をたくさんあげるのは避け、できるだけ芋や果物の自然な甘みから教えて、味覚を発達させましょう。
いつもは嫌がって食べないものでも、見た目や食感を変えると食べることもあります。
例)
・果物とチーズを彩り豊かにお皿に盛る。食べやすくカットをしたり、星型や飛行機、電車など好きなものの形にくりぬいてみたりしましょう。
・サツマイモ芋は蒸した後につぶして、丸く丸めたり、形を変えたりして楽しみましょう。
離乳食期は食の楽しみを覚えて欲しい時期でもあります。色々なものを楽しく食べる工夫をしてみましょう。