赤ちゃんの絵本

【絵本コラム】 年齢別、読み聞かせ

 

絵本の読み聞かせをするときに参考にしていただきたい、一般的な年令別の特徴をあげてみました。あくまでも目安です。幼児期の成長は、個人差が激しいです。発達の早い子も、ゆっくりの子も、それぞれの個性です。長いスパンで見れば、どの子も、確実に成長しています。

 

その過程の一つ一つを、楽しみながら見届けていきましょう。

 

1歳半~2歳半ころはこんな感じ

2歳児(1歳半~2歳半ころ)=絵本を開く楽しみが定着してきます。


・しっかり歩けるようになって、行動範囲が広がります。
・生活の中で、一人でできることが多くなり、「自分でする!一人でする」と主張します
・思い通りにできなかったり、伝わらなかったりすると、かんしゃくを起すこともあります
・単語がどんどん増えて、日常会話が楽しくなってきます
・子ども同士で、簡単な会話ができるようになります
・色がいえたり、数を数えたりが楽しくなります
・好き嫌いがはっきりしてきて、お気に入りの本は何度も、くりかえしをせがみます
・日常生活の中に、読んでもらった絵本の言葉が出てきて、驚かされることがあります。
・食事、しつけ、歯磨き、トイレなど、日常生活のことを絵本で教えられるようになります

 

2歳半~3歳半ころはこんな感じ

3歳児(2歳半~3歳半ころ)=絵本を読んでもらい、より広い世界にであいます。

 

・生活の広がりとともに、知らない世界のものにも興味を示すようになります
・反抗期に入り、だめ!いや!などの言葉が多くなります
・想像力が発達してきて、ごっこ遊びができるようになります
・好奇心が旺盛になり、どうして?なんで?の言葉が増えてきます
・いろいろなテーマの本を読み聞かせしてもらいながら、世界を広げていきます
・絵本で覚えた料理や遊びなどを、実生活で試そうとします
・絵本の中のことが、楽しいとかおもしろいと実感できるようになります
・自分の経験や体験とかぶる内容の絵本は、とくに関心をもって見るようになります
・好みがはっきりしてきて、本選びにも個性が見えてきます
 

3歳半~4歳半ころはこんな感じ

4歳児(3歳半~4歳半)=長いお話も聞けるようになります。

 

・言葉の使い分けが上達し、気持ちを的確に伝えられるようになります
・自分の好きなお話だと、長くても最後まで飽きずに聞けるようになります
・季節や行事の本にも関心を示すようになります
・長めの昔話の本も読んであげられるようになります
・子どもによっては、文字に興味を持つ子も出てきます
・文字が読めても、文の意味を理解することは困難で、まだまだ読んでもらいたがります。
・お友達同士で同じ本を楽しむことができます
・想像力が豊かになり、登場人物に共感したり、気持ちを察したりできるようになります
・読んでもらった経験をもとに、ストーリーを予測しながらお話を楽しめるようになります


 

【監修】 赤木かん子先生

タイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」としてデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍。図書館の改装・ 改善運動にも取り組み、近年では公共図書館や小中学校の図書館の活性化に努める。著書に『子どもを本嫌いにしない本』(大修館書店)、『今こそ読みたい児童文学100』(ちくまプリマー)等がある。

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