この記事を監修したのは
赤木かん子先生
児童文学評論家
1984年に、子どものころに読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している
コンピューターは 7ヶ月から?!
2010年生まれ、あたりのお子さんからは新しい文化の持ち主です。
スマホとiPadが発売されましたからね。
音声入力とタッチパネルは、読み書きができない人たちに、インターネットを、情報を解放したシステムでした。でも日本では読み書きができない層はだれかというと、それは6才以下の人たちです。
音声入力、タッチパネル、スカイプが使えるということは、話せるようになりさえすればコンピューターは使える、ということです。
ということで、いま、コンピューターを使う最低年齢は7ヶ月になりました。
文化……変わるでしょう? それが表に現れてきたのが2014年。
いまは新しい世紀のはじまりで、彼らはその新しい担い手、なのです。