この記事を監修したのは
赤木かん子先生
児童文学評論家
1984年に、子どものころに読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している
ちゃんと意味があるんです
よく「うちの子は戦隊モノに夢中で…」とこぼすママにお話するのですが、ヒーローもののどこが問題ですか? ヒーローは、悪いことしません。
一番強いですが、強いからといって自分のやりたい放題はしませんね。やりたい放題していたら、その人はヒーローではなくなってしまいます。
ヒーローものは、ある意味男の子たちのための孫悟空のあたまの環…。これ以上はダメだよ、という柵のようなものなのです。必要なんですよ。