この記事を監修したのは
加藤美穂子先生
JPIC(財)出版文化産業振興財団読書アドバイザー
絵本の楽しみや読み聞かせの大切さを伝える。
あらすじ…こもりうた、いぬのおまわりさんなど、ベビーに返し歌ってあげたい童謡26曲を楽譜付きで紹介
なつかしいあの歌を、赤ちゃんにも
赤ちゃんには語りかけたり歌ってあげたりしましょうとよく言われます。でも、メロディはなんとか浮かんできても歌詞がうろ覚えだと、なかなか歌う気にはなれませんよね。そんな時にお役に立つのがこの絵本。四季の童謡や子守り歌、ふれあいの歌など、あかちゃんに歌ってあげたい定番に、ピッタリの優しい絵が添えられています。
ママにとって、歌詞をイメージしながら歌うことは気分転換になり心をリラックスさせるので、お腹のあかちゃんの安定にもつながることでしょう。
また、ベビーがご機嫌斜めの時、眠くてぐずった時など、歌で気持ちを立て直せるよう習慣付けておくと、育児の辛さが軽くなります。特に子守歌はベビーがお腹にいるうちから耳になじませておくと、生まれてからすぐでも効果があるという体験談を何度か聞きました。
ゆったりと、ママの一番いい声を意識して歌ってあげながら、さらにリズムに合わせて身体をやさしく揺らしたり、手でリズムを刻んだり、スキンシップをプラスすると脳の発達にもいいそうですよ。
『うたえほん』
つちだ よしはる 絵/グランまま社 1,575 円(税込)