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赤ちゃんの絵本

【はじめて出会う絵本】 ねむたいねむたい

この記事を監修したのは

加藤美穂子先生

JPIC(財)出版文化産業振興財団読書アドバイザー

絵本の楽しみや読み聞かせの大切さを伝える。

 

《あらすじ》

ねむたいねむたい、ねむれたかな?

 

赤ちゃんがねむれないときにぜひ読んで

 

「夜寝る前に読み聞かせすると、寝なくなって困るんです」という相談がしょっちゅう来ます。じつは、本を読んでもらうと、頭が刺激されるので、起きてしまうのは当然なのです。まして、大好きなママがそばにいるわけですからね。

日中の頭がクリアな時間帯に読めば、寝なくなるという問題は解決するわけです。でも、夜しか読む機会がない働くママはどうすればいいのでしょう? そんなときは、まず赤ちゃんがお気に入りの本を先に読み、寝る直前にこれを読むことをおすすめします。待ちに待った、赤ちゃんを寝かしつけるための“こもりうた絵本”登場といえるでしょう。

 

ママは赤ちゃんに催眠術をかけるつもりで

 

描いてあるのは、なすび、ばなな、かぼちゃ、そらまめだけで、このうえなくシンプル。交互に表れるバックの白と暗闇の色が、赤ちゃんが起きているときと、眠りについたときを表して絶妙です。

ママの心臓の鼓動が、伝わるくらい赤ちゃんの傍で、眠たげななすびやかぼちゃの表情を見せながら、ゆったり優しい声で、催眠術をかける気持ちで読んでください。

簡単なメロディーでいいですから、歌ってあげられれば最高です。
そーっと、そーっと、繰り返し。「ねーたーかーなー ねーたーかーなー」「ねーたーよー」

 

 

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