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赤ちゃんの絵本

【いきものにワクワク】 ダンゴムシみつけたよ

この記事を監修したのは

加藤美穂子先生

JPIC(財)出版文化産業振興財団読書アドバイザー

絵本の楽しみや読み聞かせの大切さを伝える。

 

《あらすじ》
ころころまるまるダンゴムシ。どこにすんでいるのかな?なにをたべているのかな?ダンゴムシのせかいをのぞいてみよう!

 

子どもたちの人気もの ダンゴムシの生態がわかる!

子どもたちは、どんぐりのように小さくてコロンとした丸いものが大好き。危険を察知すると、だんごのようになるダンゴムシは、園児時代限定のアイドルだってこと知ってましたか?

これは、子どもたちを夢中にさせるダンゴムシの生態を明らかにした写真絵本です。居場所、食べ物、敵、誕生、脱皮、冬越しなどのハイライトシーンを、クリアな写真で見せてくれます。生まれたての赤ちゃんが、半透明の殻を脱ぐ様子をはじめ、体半分ずつ脱皮し、脱いだ殻は自分で食べる光景など、どれも興味深いものばかり。

ダンゴムシの言葉で、子どもたちに語りかける文章も、あたたかな感じで親しみがわきます。最終ページのじつはエビカニのなかまであるとか、食べた落ち葉は栄養価の高い土に再生されるとか、大人向け解説も勉強になります。

 

科学絵本の魅力とは?

科学絵本を読むと、みんな一生懸命生きていて、しかも地球の役に立っているということに気づかされ、そこが感動を呼びます。

あらためて、表紙のダンゴムシを見ると、その形と模様は、芸術的で美しいとさえ思えてきます。そのくらい見事な写真を撮ってくださった皆越ようせいさんは、土のなかで暮らす生きもの専門の自然写真家。他の著書『おちばのしたをのぞいてみたら…』(ポプラ社刊)もおすすめです。身近な生き物から、自然界への興味を大きく広げてくれます。

 

 

 

 

 

  ayako
タグ:産後 , 絵本

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