この記事を監修したのは
赤木かん子先生
児童文学評論家
1984年に、子どものころに読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」として本の世界にデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、ミステリーの紹介・書評などで活躍している
《あらすじ》
友達と遊ぼうと思っていたのに雨が降ってきてしまったので、ピートはご機嫌ななめです。お父さんはそんなピートを見ていいことを思いつきます。「そうだ ピートでピッツァをつくったらたのしくなるかもしれないぞ」。
読んだらゴロゴロ、ピッツァ遊びにはまります
雨の日…。ぼうやが退屈してると、お父さんがピッツア作りをして遊んでくれます。
といっても、ホントのピッツアじゃなくて、その子をピッツァの生地に見立てて、くるくる回してくれたり、からだの上にチーズの紙をかけてくれたりね。
で、さんざん遊んでもらってご機嫌になったぼうやは、雨の上がった外に遊びにいくってわけ。
こんなふうに子どもと遊べる大人ってすごいですよね。天才! スタイグの傑作の一つです。