この記事を監修したのは
河渕(こうぶち)ちさと先生
社会保険労務士
室町社会保険労務士事務所所属。 流通業、企業向けの研修・コンサルティング業にて勤務後、社会保険労務士として開業。 「様々な人がよりハッピーに、より長く働けるための環境づくり」を目指し、企業の就業規則の作成・見直しや年金等の相談業務等に携わっている。
育児休業給付金とは?
育児休業中に会社を休んだときに、子どもが1歳(要件付きで2歳)になる日の前日まで、雇用保険から支給される給付金のことです。
育児休業給付金のもらえる額は?
2ヶ月に一度、お給料の50%~67%がもらえます。
(育児休業開始から6か月まではお給料の67%、6か月以降は50%です)
【金額の目安】
給与が25万円・出産日ぴったりに・赤ちゃん1人を出産した場合、合計約151万円(2カ月ごと25~33万円ずつ)
給与が30万円・出産日ぴったりに・赤ちゃん1人を出産した場合、合計約182万円(2カ月ごと30~40万円ずつ)
※いずれも概算です
育児休業給付金がもらえる人は?
雇用保険の加入条件(育休開始日前に2年間に11日以上働いた月が12カ月以上ある)を満たし、育休後復帰するママ。育児休業を取得するパパも対象になります。
育児休業給付金の手続き方法は?
1:産休に入る前に勤務先から申請書類を受け取る
2:必要事項を記入し産後および2カ月に1回、勤務先に提出(郵送でOK)
なお最初の提出時には母子手帳のコピーや通帳のコピー(振込先)など添付書類が必要です。会社に確認してみましょう。
3:会社が産後および2ヶ月に1回、ハローワークで手続きします
手続きが完了してから、約2週間後に雇用保険から入金されます。
わからないことがある場合は、会社と相談の上ハローワークに聞いてみましょう。
※2020年2月11日:この記事は、2019年版記事を見直し2020年版に修正しました。