仕事・産休・育休

【2019版もらえるお金】 失業給付のこと

出産を機に仕事を辞めるという方にぜひ知っておいていただきたいのが「失業給付の受給期間延長手続き」。妊娠出産で"もらえるお金"とはちょっと性質が異なりますが、妊娠出産でもらえるお金がもらえなくならないようにするための手続きです。

 

そもそも失業給付とは

離職してから再就職までの一定期間の生活を支えてくれる失業給付。雇用保険の被保険者の方で条件を満たせば受給できます。しかし、この手続きは再就職する意思および能力があることが前提のため、妊娠出産で退職してしまった場合は、働く意思がないとみなされ、受給することができないのです。

 

また、失業給付は退職の翌日から1年以内にもらい終えなくてはいけないという期限があります。退職して出産して1年以内に求職活動を開始して、失業給付をもらうというのは、出産後のママにはかなり厳しいスケジュールになります。

 

延長手続きは退職後2ヶ月以内に

そこで、退職する妊婦さんが、子育てが落ち着いてから再び求職活動するために、失業給付を保留しておくことができる制度です。もともと1年以内に受給するという制限がありますが、この制度を利用すると、3年プラスされ合計4年間延長ができます。

 

受給延長の手続きは、退職後約2ヶ月以内にお住いの地域の管轄のハローワークで行います。その際、離職票が必要ですので、退職時に必ず会社からもらうようにしましょう。また、産後働こうと思ったら、ハローワークで失業給付の申請が必要です。退職する妊婦さんは産後働くかどうかは別にしても、手続きだけは済ませておくと安心ですね。

 

わからないことがある場合は、最寄りのハローワークに聞いてみましょう。

 

Profile 【監修者】社会保険労務士 河渕(こうぶち)ちさと先生

河渕(こうぶち)ちさと先生

室町社会保険労務士事務所所属。 流通業、企業向けの研修・コンサルティング業にて勤務後、社会保険労務士として開業。 「様々な人がよりハッピーに、より長く働けるための環境づくり」を目指し、企業の就業規則の作成・見直しや年金等の相談業務等に携わっている。自らも産休・育休を経験し、2人の男の子を育てるワーキングマザー。

 

 

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