生まれたての赤ちゃんに使う紙おむつ。毎日使うものだからこそ、素材や機能性などきちんとこだわりたいですよね。そこで今回は、取材にご協力いただけた国内主要メーカー4社・7種類の新生児用紙おむつを徹底比較! 編集部員が実際に見て、触れて、試してみました。紙おむつを選ぶ際のポイントについてもご紹介します。
■最初に選ぶときのポイント
たくさんある紙おむつの中から赤ちゃんにぴったり合うものを選ぶのはなかなか大変。まずは、パッケージに書かれた体重を目安に、赤ちゃんに当てはまるものをセレクトしましょう。
おおまかに分けて、紙おむつは「テープ」と「パンツ」の2種類がありますが、パンツタイプを使うのはハイハイしたり立ったり、動きが活発になってから。寝返り前の新生児用は「テープ」タイプが一般的です。
新生児用テープタイプ紙おむつについては、各メーカーから「5kgまで」のものが発売されていますが、最近では「3000g未満」で生まれた赤ちゃんのために、「3000g未満の小さめタイプ」も用意されています。
同じ新生児用でも、メーカーによってウエストや股上の深さなど、サイズ感が多少異なるので、まずは試供品や少量のお試しパックを購入して使ってみるのがおすすめです。
また同じ体重の赤ちゃんでも、ウエストが細い子、太ももがムチムチの子など、体形の個人差が大きいので、お腹や脚周りにすきまがないか、おしっこやうんちのモレがないか、様子を見てみてください。おむつかぶれがないかも重要です。
もし使い心地に問題がなかったとしても、新生児は成長が早いので、まとめ買いはしない方がベター。こまめにフィット感を確認して、適切なサイズを買い足していくようにしましょう。
■各おむつの特徴は?
どのおむつも肌触りや吸水性など、たくさんの研究を重ねて作られているので、安心して使えるものばかりです。あとは、ママの好みと赤ちゃんに合っているかどうかなので、最初はおむつの特徴が気になるかどうかを基準に選んでみてもいいかもしれません。
また製品の特徴には、各メーカーさんがどんなところに着目して開発したか、その思いが顕著に表れていました。それらを基に各製品が「どんなママ向けか」をまとめています。より詳しく知りたい方は、各商品ページをご覧ください。
■各おむつのサイズ感を比較!
新生児用のおむつのサイズ感を「5kgまで」と「3000g未満」で比較してみました。
【〜5kg】
<総合>
▼大きめ
パンパース(R) はじめての肌へのいちばん
パンパース(R) さらさらケア
グ〜ン まっさらさら通気
▼ふつう
ムーニー エアフィット
ナチュラル ムーニー
グ〜ン はじめての肌着マショマロ仕立て
▼小さめ
ネピア ホワイト テープ3時間用
【〜3000g未満】
<総合>
▼大きめ
グ〜ン まっさらさら通気
▼ふつう
パンパース(R) はじめての肌へのいちばん
▼小さめ
ムーニー エアフィット
ナチュラル ムーニー
■各おむつの単価を比較!
新生児用のおむつの1枚当たりの単価を「5kgまで」と「3000g未満」で比較してみました。(価格は2018年11月時点で複数のネット通販をもとにした参考価格となります。また、パッケージが複数ある場合は、容量が多い方の単価をもとにしています。)
【〜5kg】
【〜3000g未満】
■各おむつの厚さを比較!
お出かけするときに意外とかさばるおむつ。各おむつを5枚重ねた厚みを計測して、比較してみました。
【〜5kg】
【〜3000g未満】
■各おむつのギャザーの高さを比較!
新生児の頃はうんちがゆるゆる。もれを防ぐためにもギャザーは重要です。脚まわりのギャザーの高さを比較してみました。
【〜5kg】
【〜3000g未満】
■各おむつのお知らせサインを比較!
おしっこをしたかどうかがひと目でわかる「お知らせサイン」のラインは、おむつ交換の目安にもなります。どれがわかりやすいか、写真で比較してみました。
ダントツでわかりやすいのが、一番右のパンパース。続いて、一番左のネピア ホワイト、グーンといった順。ムーニーとナチュラル ムーニーは全面にプリントされた絵柄がかわいらしく華やかな分、少しわかりづらい印象でした。
■各おむつの吸水性、肌触りは…? 特徴と合わせてチェック!
そして、おむつを選ぶ上で肝心な吸水性や肌触りは、各ページに詳細をまとめました。吸水性は全体的にどれも優秀でわずかな差のように感じましたが、肌触りについては、サラサラ系なのかふわふわ系なのか、好みが分かれるかなという印象でした。ぜひ気になるおむつのページを確認してみてくださいね。
※この記事の情報は、2018年11月時点でニンプス編集部調べによるものです。
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番外編
(ニンプス編集部)