この記事を監修したのは
諸隈誠一先生
医師、医学博士/九州大学大学院医学研究院 保健学部門 教授/日本赤ちゃん学会理事
1996年九州大学医学部医学科卒業。2018年4月、同大学大学院医学研究院保健学部門教授に就任。
一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)
管理栄養士
全国約1000名の管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やヘルスケア事業に取り組む企業や法人の事業サポートやコンサルティング、管理栄養士の人材育成を行う。
Q:発酵食品にはどんな効果が?
妊娠中も、発酵食品が花粉症に良いそうなので、一生懸命食べています。
A:体の調子を整えるすぐれた食品です。
発酵食品には、腸の働きを整えて、免疫力を高める働きがあるとか、納豆などに含まれるイソフラボンがヒスタミンの分泌を抑えるなどと言われていて、ひいては花粉の症状を和らげると考えている方もいるようですが、本当に人が食べて効果があるのかに関して科学的根拠はありません。
とはいえ、伝統的な発酵食品は体の調子を整える優れた食品です。塩分に気をつけながら上手に取り入れて欲しいですね。
発酵食品というと納豆をイメージしがちですが、他にも漬物やチーズ、ヨーグルトなども発酵食品です。色々な食材をバランスよく食べるように心がけてください。
【妊娠中の花粉症 関連記事】
妊娠中の、食事のコツ